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【25年度はぁーとふる助成団体】すきやねん!KFCキャンプin明石に行ってきました。

はぁーとふるふぁんどボランティアあしすと部門で25年度支援対象になった神戸外国人定住支援センターのキャンプ(8月5日?12日)を見学に行きました。
東日本大震災のあった2011年から実施し今回で5回目。今年も福島から6歳から12歳までの25人の子どもたちが、放射能を気にすることなく海に入り、太陽の下で過ごす1週間です。
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震災直後、ボランティア派遣や募金を始めたKFCは当初、被災した外国人の支援の方法を模索していましたが、東北には外国人定住者の集住地域がなく難しい状況でした。
  一方、現地で、福島の子どもたちが外で遊べない、他地域に行っても嫌がらせを受けているなどの現実を目の当たりにしていたときに、兵庫県が遠隔避難所とし て計画していた、淡路一宮高校を一時保養キャンプ地として利用できるようになったことから、福島の子どもたちにバスで兵庫県に来てもらい、のびのびと過ご せる場づくりをしようということになり、はじめた事業です。

初めての海水浴を体験した子、日々の放射能のストレスから解放され思いっきり走り回る子、そんな様子を見ている同伴した保護者にとってもまた、貴重な時間です。

さ らにこの事業は、兵庫県立大学ボランティアサークルBridgeの協力で実施されており、事前に研修を受けた15人の学生ボランティアが子どもたちのケア にあたっていました。神戸の震災時にはまだ幼かった彼らが、今回は受け入れる側として、ホスピタリティを学ぶ場にもなっているとのことでした。
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放射能の潜伏期が4年といわれており、4年目となる来年は、このキャンプの成果を総括する時期と見据えています。この先どのような結果が出るのか、まだまだ復興はその途に就いたところです。その都度新たな一手を期待したいと思いました。


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