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べこっこ*cafeを訪問しました。

5月20日、長田区にある「べこっこ*cafe」を訪問しました。
このカフェは、福島第一原発事故後に避難して来たお母さんたちのグループ「べこっこMaMa」が集いの場の一つとしてr3というレンタルスペースを借りて運営しているものです。

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「べこっこ*cafe」は月に1回だけの営業ですが、「べこっこMaMa」のメンバーたちだけでなく彼女たちを支援する人たちや近隣の人たちも来店されています。

店内では美味しい料理や飲み物だけでなく「べこっこMaMaのジャム(トマト・ミルク)」の販売や、メンバー手作りによる可愛らしいグッズも販売されています。
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 今日は「べこっこMaMa」の活動や運営を支援されている「避難者と共に歩む神戸の会」代表の小林さんにお話しを伺いいました。小林さんは、福島第一原発直後に神戸に避難して来た人たちに救援物資を渡す活動に携わっていましたが、その中で、子どもを抱えながら救援物資を求めるお母さんたちの姿を見て彼女たちをもっと支援したいとの思いを強くしたのでした。
 その思いが「べこっこMaMa」への支援活動となり「べこっこ*cafe」の立ち上げ・運営支援へと繋がって行きました。
 
  原発事故から5年が経ち、公営住宅の無償貸与期間終了も近づいて、避難を続けているお母さんたちの思いは複雑なようです。基本的に母子避難者が多く、お父さんと離れた先の見えない二重生活に常に揺れ続けている避難者もいます。
そんな彼女たちの思いに今後も寄り添い続けていきたい、またこのような活動に加わらず一人苦しんでいる避難者が集う機会をつくっていきたいと、小林さんは静かに話していました。

 今回、避難者の話を直接聞く機会を初めて得ることができ、もっと多くの人に避難者の生の声を直接届け、もっと多くの人が一緒に考える機会の必要性を改めて感じました。
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