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一社)new-look "ナイトクルージング"に同行しました

414日(金)、22時、阪神尼崎駅前に集合し、一般社団法人new-look"ナイトク
ルージング"に同行しました。

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ご案内いただいたのは、代表理事の山口真史さん。山口さんは、夜の街にいる若者や、引きこもり・不登校・経済的事情などにより学校からドロップアウトを経験した若者に対して、「学び直し」の"きっかけ"をつくる事業を展開されています。

その事業内容は数多く、高卒認定を目指す個別学習塾(TOB塾)や地域・社会との接点をつくる「となりのはたけ」、高校中退後のキャリアを語る動画メディア「ヒラケゴマプロジェクト」など、様々な活動をされています。その中の一つが、夜の街にいる若者たちの相談窓口事業と位置付けられている「ナイトクルージング」です。普段はボランティアスタッフの方と23人で、自転車で回ることが多いそうですが、今回はお話を伺いながら、徒歩で回ることにしていただきました。

よく若者が集まっているという阪神尼崎駅前と近くの商店街を巡りました。金曜日の夜22時台、商店街には仕事帰り、飲み屋帰りの大人たちが目立ちましたが、駅前にはちらほらと若い子たちが。

山口さんはそこへフラッと寄っていき、あいさつを交わしに行きます。山口さんは、ご自身の名刺を渡し、どういう人間なのかを伝えながら、こどもたちの学校のこと、家のことなどを少しずつ聞いていきます。私服警官と間違われることもあるという山口さん。名刺を渡すことで誤解を解き、学び直しや相談することの"きっかけ"を手渡しているように見えました。

また、若者との接点を山口さん側から見つけていく時間でもあるとも感じました。長く活動を続けておられる中で、過去に出会った子と再開することもあるそうです。ある日、少し会話しただけだったとしても、夜の街で出会った、警察関係以外の、話しかけてくる朗らかなお兄さんの存在は、きっと記憶に残るのだろうと思います。

現在は学生4人、社会人4人がナイトクルージングのボランティアスタッフとして活動しているそうです。4月の末には新たなメンバー、興味を持ってもらえる人を増やす機会にするために、研修会も企画されています。どういう若者がいるのか、どのように声をかけるのか、話を進めていくのかなどを教わることができるそうです。

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