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シルバーカレッジ花実の森プロジェクトの活動に伺いました

2017722日(日)しあわせの村(神戸市)内の里山、花実の森にて催されたカブトムシ観察会に伺いました。

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主催の「花実の森プロジェクト」は、「しあわせの村」にある神戸市シルバーカレッジ環境コースを修了された方々を中心に活動されています。シルバーカレッジの方々の団体は全部で約60団体。みなさん、国際関係や環境、芸術や福祉など、それぞれの専門や興味に合う活動に力を注いでいらっしゃいます。

シルバーカレッジ建物裏手にある山を手入れし始めたのが約15年前、その活動の中で偶然にもたくさんのカブトムシが育つ環境を発見したことをきっかけに、なかなか普段自然と触れ合うことの少ない都会の子どもたちに、自然を身近に感じる機会を提供したいと始まったのが、カブトムシの産卵場所づくりから幼虫から成虫までの生育観察会だそうです。

今回で6年目。今回は17家族、約50名の参加者で進められています。年間3回セットになっているプログラム。5月には幼虫観察会、今回7月には成虫観察会が行われました。11月には植樹や工作などを通して、自然と触れ合う予定だそうです。


しみん基金・KOBEからの助成によって、新たな施設を目下建設中。より自然に近い形で、カブトムシに卵を産んでもらい、育ってほしい、そして、より自然に近い姿を子どもたちに見てもらいたいという想いからできています。

今はちょうどカブトムシたちが卵を生む時期。ドームを開放して、中で産んでもらえるように腐葉土などを敷き詰めているところでした。産卵時期をすぎる頃、ドームに網の囲いをして、幼虫がイノシシに食べられないように、そして成虫が飛んでいってしまわないように整えていく予定だそうです。


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子どもたちだけでなく、スタッフのみなさんもワクワクしながら案内されている姿は、とても生き生きとしていてすてきでした。

ぜひまちなかの小学校の子どもたちに遊びに来てほしいとおっしゃっていました。

なかなか、広報などにも苦戦しておられるようです。この素敵な試みはぜひ口コミでも広まることを期待しています。

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