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NPO法人そらしどの活動にお伺いしました。

2017年9月14日(木)に、「NPO法人そらしど」の活動のひとつである「障がい児を持つ保護者が元気になるワークショップ」が行われたひょうごボランタリープラザにお伺いしました。

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「NPO法人そらしど」は、平成28年度しみん基金KOBE助成事業の助成先団体のひとつで、「障がい児を持つ保護者が元気になるワークショップ」も支援対象事業のひとつです。

この日行われた「ありがとう曼荼羅」というワークショップには、7人の方が参加されていました。

「ありがとう曼荼羅」とは、「ありがとう」の文字を中心から円にして描いてゆく絵のことで、「ありがとう」という5文字の「言霊」を何百とひたすら書き続けることで、日常生活の中で湧き上がってきがちな怒りや過去への悔恨・未来への不安を取り払い、今ここに自分が存在していることに集中するためのワークショップです。

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作品例を参考にしながら、最初に用意された黒地の色紙にコンパスでいくつか円を描き、それから思い思いの色のラメペンを使って円の中心からひたすら「ありがとう」の文字を同心円状に書き続けます。疲れてきたら、インスピレーションの赴くままにパステルカラーなどを使ってデコレートしながら、ひとつの作品に仕上げていきます。

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端から見ていると、皆さんの姿が写経をしている修行者のようでもあり、出来上がってきた「ありがとう曼荼羅」は花火のようでもありました。

最後に、出来上がった作品を見せ合いながら、それぞれの気持ちをシェアして、2時間のワークショップは終了しました。

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「NPO法人そらしど」は、昨年NPO法人格をとられたばかりの団体で、多様な障がいを持たれた方の親たちが集まっていることが特徴です。「そらの向こうの希望に向かって、どこにどんな子が生まれても愛され、受けとめられ、必要な支援が受けられる社会へ」をミッションとして、以下の4つの活動に取り組まれています。

1) 情報や気持ちを分かち合う場の提供
2) 子育てや療育、進路に関する相談活動
3) 障がい特性などについて知ってもらう啓発活動
4) 障がい者雇用に関わる企業や障がい児者対象の施設につながる活動

この日のワークショップは、上記1)の活動のひとつで、およそ月1回のペースで開催されていて、他に「パステル画」や「糸かけ曼荼羅」、クリスタルボウルを使った音浴などのワークショップ・プログラムを展開されています。

上記3)について単発イベントはすでに2回ほど開かれたのですが、一般の方向けの継続的な啓発プログラムの開発が当面の課題で、今回の助成金でもその取り組みが始められています。
「NPO法人そらしど」に集っている多彩な才能を持たれたエネルギッシュなメンバーたちの個性やネットワークを活かして、今後も「NPO法人そらしど」らしい活動が展開されることを期待しています。




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