しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
平成29年度助成事業
2017年10月26日(木)、神戸市青少年会館にて、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。
応募総数は31件(一般枠:23件、特定枠8件)、9月の理事会において書類審査の結果、15の団体の方々にプレゼンテーションを行って頂くことになりました(1件辞退)。そして、その各団体の活動場所を訪ねるヒアリング調査を経て公開審査会を行い、審査の結果、下記の7団体の事業に(一般枠:5団体1,882,000円、特定枠:2団体497,000円)合計2,379,000円を助成することが決まりました。
今年度から、黒田裕子賞を創設し同日に贈呈式を行いました。第1回目は復興住宅に居住する方々を支援し続けている市川英恵さんに贈呈しました。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
---|---|---|---|
事業名 | 助成金額 | ||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
一 般 枠 |
1 | (特活)Birth神戸 | 神戸市中央区 |
(仮称)障害を持つ人たちと一緒に作るパフォーマンスイベント | 157,000 | ||
障がいを持つ人たちが音楽・パフォーマンス活動を通じて「生きる楽しさ」を表現することでエンパワメントし、地域ボランティアとの交流の機会を広げていく。 | |||
2 | (特活)リーフグリーン | 神戸市長田区 | |
子育て世代が安心して働ける職場づくりを | 500,000 | ||
事業所内保育所を格安で利用できるようにすることで、安心して働ける場となり、若い世代のヘルパーを育成していく。 | |||
3 | こうべ子どもにこにこ会 | 神戸市東灘区 | |
外国につながる子どもたちを支える為の日本語教室開催と地域連携 | 500,000 | ||
放課後教室や校内日本語教室の実施、地域行事での共催等の実績を積み上げることで、保護者、小中学校、地域住民の理解と信頼、協力を得て地域連携を深め安定した支援体制を築く。 | |||
4 | ひょうごラテンコミュニティ | 神戸市長田区 | |
ラテンクリスマス神戸 | 425,000 | ||
多くのラテンアメリカの人が集うクリスマスを利用し、防災教育を行うことで備えの大切さを意識喚起するとともに地域住民との連携の必要性を実感しネットワーク構築につなげる。 | 5 | 神戸・子どもと教育ネットワーク | 神戸市中央区 |
戦前にタイムスリップ 親子で語り部体験 | 300,000 | ||
戦後72年を迎え神戸大空襲の体験が風化しないよう、語り部の話を参加親子がまとめ展示する。 | 特 定 枠 |
6 | 福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト | 兵庫県明石市 |
原発事故被災者とともに保養活動の基盤強化に取り組む事業 | 250,000 | ||
福島スタディツアーやキャンプ同窓会などを、保養の当事者である親子との協働によって実施ことで、当事者が主体性をもち自律的な活動を目指す。 | 7 | 神戸大学持続的災害支援プロジェクトKonti | 神戸市灘区 |
熊本県西原村における地域コミュニティ維持のための活動 | 247,000 | ||
熊本の西原村の仮設住宅個別訪問や集会活動を実施し、復興支援を行う。 |
審査員(順不同・敬称略)
- 森﨑 清登
- 近畿タクシー株式会社 = 審査員長
- 津久井 進
- 弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所
- 觜本 郁
- あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
- 山田 剛司
- (社福)えんぴつの家
- 佐竹 義浩
- 毎日新聞神戸支局
- 辻 幸志
- こうべユースネット
- 岡野 亜紀子
- 神戸市立灘区民ホール
- 石田 祐
- 宮城大学事業構想部
- 藤本 真理
- 兵庫県立大学自然・環境科学研究所
- 本荘 雄一
- 兵庫県立大学
昨年度までの助成事業の実績
しみん基金・KOBE特別賞
「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果
日本国際学生協会(西宮市)に贈呈することに決定いたしました。
黒田裕子賞
「第1回黒田裕子賞」は、黒田裕子さんの意思を引き継ぎ、その実績や功績に見合った活動を行っている団体又は個人への表彰を公開審査会と同時に行い、
市川英恵さんに贈呈いたしました。