- 2015年7月15日 16:23
しみん基金KOBEでは、6月から12月まで毎月1回(原則毎月第1金曜の夜に上映)のペースで、表題の記録映画の上映会を開催しています。8月の上映会のスケジュールを決めましたので、ご案内致します。
※なお、この映画の主役である映画監督・大重潤一郎さんは、7月22日(水)、癌のため沖縄県日本赤十字病院にて永眠され、「ニライカナイ」へと旅立たれました。謹んで、ご冥福をお祈りします。(7/23追記)
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記録映画 「友よ!大重潤一郎 魂の旅」 第3回上映会
―20年前に体感した「ユートピア」をもう一度
日時:2015年9月4日(金) 19:00から21:00まで
場所:しみん基金KOBE事務所
チラシ:chirashi2015.pdf
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この映画は、沖縄にある神の島・久高島の暮らしや祭祀の記録映画「久高オデッセイ」シリーズをつくられた大重潤一郎監督の、これまでの作品制作への想いや軌跡をインタビューした記録映画です。
大重監督は、阪神淡路大震災の時には神戸にお住まいになられていたそうで、その時に文明の非力さを痛感され、「自然と人間の関係」をテーマとした作品を作り続けてこられました。
人類の悠久の歴史の中で、われわれはどこから来て、いかに生きるべきか、を考えるのに良いきっかけになる作品であると思いますので、是非ご覧にお越し下さい。
第4回目(9月度)の上映会は、下記のとおり開催します。
■日時:2015年9月4日(金)19:00上映開始 (上映時間109分)
■場所:しみん基金KOBE事務所
神戸市中央区旭通1-1-1-203(サンピア2F) 地図
■入場料:1000円
■申込:当日参加は可ですが、できるだけ事前に下記あてにご連絡ください。
■主催・お問い合わせ;
特定非営利活動法人しみん基金KOBE(担当:江口)
TEL:078-230-9774 FAX:078-230-9786
E-mail:kikin@stylebuilt.co.jp (@を半角に変えて下さい)
なお、この上映会は、当基金が2011年以来続けている「東日本大震災被災者支援活動基金(愛称:ずっと・こころ・つなぐ基金)」事業の一貫として行っています。
上映会の売上金から経費を差し引いた金額は、当基金を通じて、神戸・兵庫発の東日本大震災被災者支援のボランティア活動を行っている団体向けの助成金として活用させていただきます。
これまでの4年間で、のべ14団体に対して総額500万円以上を支援してきました。詳しくは、こちらにある平成23年度以降の助成先団体の中で「特定枠」と記載されているところが、それに該当します。
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ということで、この映画を観ることは、東北支援にもつながっていますので、ぜひご協力のほど、よろしくお願いします。
また、大重監督の最新作「久高島オデッセイ第3部風章」は、今秋封切り予定です。
http://www.kudakaodyssey.com/
関西地区では、京都で8月27日に初上映会が予定されています。
http://www.cottage-keibunsha.com/
これらの作品と一緒に「友よ!大重潤一郎 魂の旅」をご覧いただくと、大重監督が生涯をかけて発信してきたメッセージを、また阪神淡路大震災から20年という節目の年になぜこの上映会を開催するのかを、よりご理解いただけるのでは、と思います。
是非とも、ご覧に足をお運びください。
なお、この作品の上映会を共催していただける団体を募集しています。
詳細は当基金あてにお問い合わせ先にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。