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【ご報告】こうべあいウォーク2016

  • Posted by: 事務局
  • 2016年1月15日 11:49
2016年1月10日(日)に、今回で18回目を迎えた「こうべあいウォーク2016」を開催しました。

このイベントは、阪神淡路大震災で被害が大きかった長田区内を歩くことで、復興した町の様子やその中に依然残されている課題を知り、「市民社会」のあり方を次世代に伝えていくためのチャリティウォークイベントです。



今回は、約200名の参加者の方々に朝早くからJR鷹取駅近くの大国公園に集まっていただきました。今年は暖かく、天候にも恵まれました。4キロほどの道のりを4チームに分かれ、若松公園や大正筋商店街、旧二葉小学校、丸五市場、シューズプラザ、水笠通公園、真野地区などに立ち寄り、ゴール地点である「みくら5」までを、ガイド役や地元の方々のお話を聴きながら、また買い物や食べ歩きをしながら3時間ほどかけて歩きました。

長田のまちを歩くと見えてくるのは、きれいな町並みで、震災の面影はあまり見当たらなくなっています。震災の象徴としてのモニュメントや焼け残った電柱などはありますが、再開発や区画整理によって道路は、消防車が入れるように道幅が広くなっており、公園は避難場所や火災の広がりを防ぐための場所にもなるために整備され、電柱がない地域もあります。

しかし、商店街や公園で地元の方のお話を聴くと、まちが復興している一方で、コミュニティや活気といった目には見えにくい面では、元通りにはなっていないようです。

ゴール地点である「みくら5」では、あの時のことを思い返すために炊き出しの具だくさん豚汁を頂き、また先日発売しましたしみん基金KOBEへの寄附つき商品「Arima Salt Cookie」を1袋ずつ配布しました。

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まちを歩くだけでは見えてこないことが、地元の方のお話を聴くことによって、震災当時から現在に至る復興の様子や課題を多くの方と共有できることがこのチャリティウォークイベントの意義の一つでもあります。

なお、今年はNHK神戸放送局の取材もあり、夜のニュースで紹介頂きました。(内容はこちら

震災から21年が経過しましたが、参加者は昨年より増加し、多くの方にこのチャリティウォークイベントに関心を持っていただきました。

また、ご参加いただいた方に、受付時に募金(一口千円)を行い、経費を差し引いた184,784円を当基金にご寄附いただきました。(下記会計報告を参照)こちらのご寄附は、来年度の当基金助成事業の助成金として活用させていただきます。(助成事業の様子や結果は、随時当基金ホームページで公開していますので、ご覧ください。)

ご参加いただいたみなさまとご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。


■主催:こうべあいウォーク2016実行委員会((特活)神戸まちづくり研究所神戸復興塾(認定特活)まち・コミュニケーション(認定特活)しみん基金KOBE

■協力:近畿労働金庫地域共生推進室

■会計報告:
  収入 当日募金  186、465 円 162人記名
      協力金     30,000  円 近畿ろうきん
      収入合計  216,465  円 
  支出 印刷費      10,270  円 チラシ・当日配布資料印刷
       調理材料費  13,911 円 豚汁材料代(※ガス代金は?兵庫商会より寄附)
       イベント保険料  7,500 円 兵庫県社会福祉協議会
        支出合計   31,681  円
  収支差額       184,784  円→しみん基金KOBEへ寄附

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