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【ご紹介】テレビ番組「キャノン・ハーシー"ヒロシマ"への旅ーなぜ祖父は語らなかったのか?」

  • Posted by: 事務局
  • 2015年7月29日 09:34
しみん基金KOBEの「ずっと・こころ・つなぐ基金(東日本大震災被災者支援ボランティア基金)」上映会で、2012年から13年にかけて紹介しました「禁じられた大地・フクシマ」の監督である栗本一紀さんが撮影・編集されたテレビ番組「キャノン・ハーシー"ヒロシマ"への旅ーなぜ祖父は語らなかったのか?」(前・後編)が、NHK BS1 「世界のドキュメンタリー」で8月3日/4日の深夜に放送されます。

是非、ご覧になってください。


キャノン・ハーシー "ヒロシマ"への旅ーなぜ 祖父は語らなかったのか?

ヒロシマ,ナガサキへの原爆投下から70 年の時が経とうとしている。今も続く被爆者の苦しみ、そして語られない物語がある。時代を超え、国境を越え,言葉を超えて、核の問題を「人間」の問題として、「今」のこととして,自分の問題としてとらえる、その原点となった本がある。ジョン・ハーシー著「ヒロシマ」。広島で何が起きたのかをいち早く世界に伝え,今も読み継がれている名著だ。

このドキュメンタリーは、記憶とアートのスリリングな出会いの物語。ジョン・ハーシーが1946 年に広島に赴いて「ヒロシマ」を著すに至る経緯や、「ヒロシマ」が世界に与えた影響、反核の系譜と核のアジェンダの相克という今に繋がるヒストリーと,ジョンの孫でアーティストであるキャノン・ハーシーがジョンの足跡を辿り、被爆者の記憶を受け取りその意味を考え、若者たちとともに表現していくストーリーが織り成す、原爆投下と被爆が人類にもたらした意味を、今新たに深く読み解く物語だ。

放送予定;
NHK BS1 「世界のドキュメンタリー」
前編は、8 月3 日深夜12 時?(=8 月4 日午前0時?) 番組紹介はこちら
後編は、8 月4 日深夜12 時?(=8 月5 日午前0時?) 番組紹介はこちら

前編;
アメリカで初めて原爆被害の惨状を伝えた書として知られるジョン・ハーシー記者の『ヒロマ』。その孫・キャノンが、祖父の足跡を辿るために現代の広島を旅する。1946年。原爆投下後の凄惨な被害を描き、アメリカで大きな反響を呼んだ1冊の本『ヒシマ』。しかし、著者でピュリツァー賞受賞記者のジョン・ハーシーは、その後、『ヒロシマ』について沈黙してしまう。孫・キャノンは、祖父がどのような思いで本を執筆したのかを知るため調査を開始し、これまで知られていなかった発表当時の状況が次々と明らかに。そしてキャノンは広島で会う人々を通して、今の"ヒロシマ"を見つめる。

後編
1946年に「ヒロシマ」と題するルポルタージュを発表し、原爆の非人道性を初めてアメリカ市民に伝えたジャーナリスト、ジョン・ハーシー。その孫でアーティストのキャノンは、祖父が「ヒロシマ」についてその後に沈黙してしまった理由を解き明かしたいと広島を訪問。関係者や被爆者を訪ね、祖父の心の秘密を探るとともに、悲劇の記憶を共有し、伝えることの意味について考える。

原題:Hiroshima Revealed
国際共同制作 ZENGO/NHK (アメリカ/日本 2015 年)


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