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【ご案内】10/17「久高オデッセイ第三部風章」神戸上映会

  • Posted by: 事務局
  • 2015年9月 9日 11:27
しみん基金KOBEで6月より「ずっと・こころ・つなぐ基金」上映会でご紹介しています記録映画「友よ!大重潤一郎 魂の旅」の主役である映画監督・大重潤一郎氏の、最新作で遺作となりました「久高オデッセイ第三部風章」の神戸上映会を、下記のとおり開催することになりましたので、ご案内致します。

沖縄本島南東部に位置する久高島は、魂の原郷、あるいは神の島として崇められてきました。それはひとえに12年に一度の午年に行われきたが1978年に途絶えた「イザイホー」の祭りが、世に知られていたためでした。
大重監督は、2002年の旧正月から沖縄へ移住されて、2014年までの12年間にわたり、久高島の自然と暮らしと祭祀の姿を追いかけ続けられ、長篇記録映画『久高オデッセイ』三部作を完成されました。ところが、2015年7月22日に癌のため永眠され、はるか海の向こうの「ニライカナイ」へと旅立たれました。謹んで、ご冥福をお祈りします。

沖縄に移住される前は、神戸でお住まいされていて、阪神・淡路大震災を経験されていまして、その時の体験が大重作品の通奏低音を構成しているといっても過言ではありません。そのようなご縁で、今回最新作の「久高オデッセイ第三部風章」を、震災から20年の神戸の地で上映会を開催することになりました。

是非とも、この作品をご覧にお越し下さい。

なお、チケットは当基金でも販売していますので、ご鑑賞希望の方はご連絡下さい。



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 「久高オデッセイ 第三部 風章」 神戸上映会 (10/17)
  ―上映とトーク会 監督・大重潤一郎が伝えたかったこと

   チラシ:151017kudaka_odyssey3.pdf
   FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/1493212914335495/

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1.17神戸の大震災、廃墟と化した舗装道路の割れ目に咲くタンポポの黄花一輪。
大重潤一郎は、その姿に縄文からの「いのち」の連鎖を感得した。そして古層の地霊に導かれる
ように、八重山の島々へと、身も心も移入していく。
琉球弧の一つ、神の島とも称される久高島は、類として人間の故郷を照らし出す。
「久高オデッセイ」、それは失いつつある村落共同体の甦り。そして、未来へと繋がる「いのち」へ
の根源的な讃歌である。
近代150年、戦後70年、震災後20年。今こそ上映のとき・・・神戸から、私たちは発信する。

■作品紹介:
 「久高オデッセイ第三部風章」(2015年/日本/95分/カラー)
  監督:大重潤一郎、製作:鎌田東二、音楽:新実徳映、語り:鶴田真由
  制作:沖縄映像文化研究所「久高オデッセイ第三部風章」制作実行委員会
      (実行委員長:梅原猛、副委員長:島薗進)
  制作協力:NPO法人東京自由大学 
  助監督:比嘉真人 演出助手:高橋あい 撮影:堀田泰寛 聖音:市川文武
  編集協力:四宮鉄男・森田恵子 出演;久高島のみなさん他
  文部科学省選定/社会教育(教養)

■日時:2015年10月17日(土)
    ・13:00       ・・・開場
    ・13:30から15:10まで ・・・1回目上映
    ・15:30から16:40まで ・・・トークの会 堀田泰寛さん(「久高オデッセイ」撮影)を囲んで
    ・17:20から19:00まで ・・・2回目上映

■場所:こうべまちづくり会館 神戸市中央区元町通4-2-14 TEL:078-361-4523
    地図
    元町駅(JR・阪神)西口から西へ徒歩10分
    みなと元町駅(地下鉄海岸線)西1出口から北へ徒歩2分
    花隈駅(神戸高速)東口から南へ徒歩3分

■協力金:上映会への参加/一般:1,300円 学生:500円
     トークの会への参加/無料

■主催:「久高オデッセイ第三部風章」神戸上映実行委員会
■連絡先:被災地NGO協働センター(担当:村井、細川) 
     〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
     TEL:078-574-0701 FAX:078-574ー0702
     E-mail:info@ngo-kyodo.org

■大重潤一郎プロフィール
 1946年鹿児島県生まれ。岩波映画の助監督となり、ドキュメンタリーを学ぶ。1970年に
 岩波の仲間達と自主制作で劇映画「黒神」完成、ホールを借りて全国で自主上映する。
 この上映の拠点の一つであった神戸に転居し、地方自治体の反公害映画やテレビドキュ
 メンタリーなどを制作。76年から東京で制作会社経営に専念する。
 90年代に神戸に戻るが、95年に阪神淡路大震災に遭遇し、その惨状を身をもって体験す
 る。そこで得た経験から、自然に対する畏敬の念がますます深まり、映画づくりへの意
 欲を燃やす。沖縄の自然をテーマとした「光りの島」「風の島」を皮切りに、自然の中
 における人間の位置を自然の側から問いかけ続けてきた。

なお、しみん基金・KOBEでは、12月まで毎月1回(原則毎月第1金曜の夜に上映)のペースで、冒頭にご紹介しましたの記録映画「友よ!大重潤一郎 魂の旅」の連続上映会を開催しています。

映画仲間である四宮鉄男氏による大重潤一郎さんへのインタビューで構成されている映画で、これまで制作されてきた作品への想いや、その先に撮りたいと思われていた作品像を展望された内容になっています。
「久高オデッセイ第三部風章」の鑑賞後に「友よ!大重潤一郎 魂の旅」をご覧になられると、大重さんの伝えたかったメッセージをより深く理解できると思います。なので、「友よ!大重潤一郎 魂の旅」も一緒にご覧になられることをおすすめします。上映スケジュールは、改めましてこちらのホームページでご案内差し上げます。

どうぞよろしくお願いします。
チラシ修正2.jpg


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