- 2015年11月24日 12:54
11月21日（土）こうべまちづくり会館で、「黒田裕子さん追悼フォーラム」が開催されました。このフォーラムは18団体からなる実行委員会形式で開催されました。当基金は実行委員会の事務局を務めさせていただきました。
このフォーラムでは、黒田さんの活動の軌跡を振り返りつつ、彼女が発信してきたメッセージを、どのようにして未来に継承していくのかをテーマに、基調講演を室崎益輝さん（ひょうごボランタリープラザ・所長）に行って頂き、その後のパネルディスカッションでは、引き続き室崎先生にコーディネーター＆コメンテーターをお願いして、酒井明子さん（福井大学医学部・教授）、佐野淳也さん（しこくソーシャルデザインラボ・代表）、津久井進さん（芦屋西宮市民法律事務所・弁護士）の3人にご登壇いただき、黒田さんとの共に過ごされてきたたことや学んできたこと、未来に継承していくべきことについて語っていただき、会場からもご意見・ご感想を頂きました。
黒田さんの活動は、たくさんの分野にまたがり、未来へ継承していくべきことはたくさんあるのですが、共通していることは、現場での実践に基づいて発信していくこと、そして支援を必要とされている方にはひとりひとりに寄り添い最後まで見守ること、そしてそのような支援をする人を支えるネットワークをつくっておくことと、そのような人材を育成することの大切さの４つのことを、このフォーラムでは共有できたのではないかと思っています。
当日は、マスコミ８社が取材に入られ、翌朝の朝刊でご紹介頂きました。また、NHKのニュースでも放送頂きました。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151121/3621311.html
会場は満席になりました。早い段階で、満員札止めとさせていただきましたので、当日ご参加いただけなかった方もいらっしゃると思いますが、心からお詫びいたします。
ご登壇頂きました皆様、実行委員会の構成団体の皆様、当日ボランティアスタッフをしていただきました皆様、この企画にご助成頂いた皆様、当日参加いただけないもかかわらず賛同金をお送りいただいた皆様、そして当日会場にお越しいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
