- 2021年2月17日 12:55
2021年1月11日(月・祝)に、これで23回目を迎える「こうべあい・ウォーク2021」を、今年はコロナ禍の影響を受けてオンラインで開催されました。
この企画は、市民目線のまちづくりの視点から震災当時を振り返りながら長田のまちを歩きめぐることで、震災復興のプロセスや復興したまちで依然として残されている課題を知り、「市民社会」のあり方を考え次世代に伝えていくためのチャリティウォークイベントです。
今回は、例年ガイド役を務めて頂いている方によるライブ中継という形式で行われ、15人程度の人々と一緒に、JR鷹取駅近くの大国公園から歩き出しました。
すぐ近くにあるカトリックたかとり教会、鉄人28号の立っている若松公園、火災の被害が最も大きかった大正筋商店街、昔から地元住民に親しまれてきた「旧二葉小学校(ふたば学舎)」、震災から免れ昭和レトロな雰囲気を残す丸五市場、震災前は木造住宅の密集地だったところが震災後の区画整理で防災公園として整備された水笠通公園、最後は市営地下鉄長田神社前駅近くの共同再建住宅「みくら5」前の公園まで、4kmほどの工程を3時間かけて歩きました。
ライブ中継には、延べで300人ほどの視聴者を集め、例年は3つのグループに分かれて歩くところを、ひとつにまとめて聞けたので、また新しい事実も聞けたりして、とても充実したイベントでした。
ただしマイクの調子がよくなくて聞きづらいことがあったことが課題として残りました。
ご参加いただいたみなさまに心より御礼申し上げます。
■主催:こうべあいウォーク2021実行委員会
■協力:近畿労働金庫
■会計報告:
収入 あいウォーク募金 45,000
Yahooネット募金 134,477
協力金 30,000
収入合計 209,477
支出 チラシ印刷費 5,000
支出合計 5,000
収支差額 204,477→しみん基金・KOBEへの寄付
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