しみん基金・KOBE | ずっと・こころ・つなぐ基金

震災を風化させない KOBEは忘れない、ずっと
多くの人々のいのちやくらしを一瞬にして奪い去った東日本大震災発災から4年が過ぎました。津波被害の大きかった沿岸部の町では瓦礫処理さえもままならず、また放射能汚染の影響下にあるフクシマの状況はさらに深刻で、「復興」という言葉がむなしく響くばかりです。被災者に対する支援のニーズも幅広い分野に広がっており、引き続き多様な人々の協力が欠かせません。
一方、被災地以外の多くの人々にとっても、この震災は自分自身の生き方や価値観の問い直しを迫られる出来事ではなかったでしょうか。
しみん基金・KOBEでは、「東日本大震災被災者支援ボランティア活動基金(愛称:ずっと・こころ・つなぐ基金)」を創設して、助成事業を通じた継続的な支援を行っていくとともに、被災地の内外や支援団体間のネットワークづくりのバックアップをしていきます。
このイベントでは、被災地から遠く離れていて風化しがちな意識を映像を通じてふり返り、想いを共有する場をつくることで多くの人々の想いを重ね合わせ、その収益金を同じ震災を経験したKOBE発のボランティア団体に託することで、被災者への支援につなげていくことを目指しています。