- 2015年12月18日 19:12
平成27年12月11日（金）14時より、コミスタ神戸において平成26年度助成の対象団体の成果報告会を開催いたしました。
26年度助成対象の9団体中、7団体が出席され、27年度助成対象団体や一般参加者など、約40名の方々に対して1年間の成果をご報告いただき、審査員や理事からコメントがありました。
各団体の報告は、こちらをご覧ください。
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報告に続き、しみん基金・こうべ特別賞の贈呈式を行いました。今回は、27年度公開審査会へのエントリー団体の中から、居空間RoCoCoさんに贈呈いたしました。
審査員長の森崎清澄さんから、「この場では、さまざまな活動から、いつもいろいろなことを教えてもらっている。そろそろみんなで資金を循環させる仕組み、基金に資金を提供できる仕組みをつくっていってもいいころではないか。近畿タクシーも考えていくので、みなさんも考えてほしい。」とのコメントがあり、その後の交流会でも、地域でお金を回していく仕組みについて意見交換をいたしました。こもれどあわじ交流館さんからは、当基金の関係での宿泊は宿泊費千5百円のうち５百円を当基金に寄付する仕組みにしてもいいというユニークなご提案もいただきました。
最後に理事長の戎からは、「当基金は財団ではなく、脆弱なＮＰＯであり、草の根が草の根を支援するのは枯渇しつつある。寄付をすることも市民活動という意識を広め、関係を広げていく中でしか草の根で基金を続けていくことはできない。」
また、副理事長の村井からは、「活動が人を育てる。活動が人と人をつなげ支え合う。地域で資金がまわるには、お互い様という意識を持ち、自ら工夫しなければならない。20年前に１本のタオル運動をはじめた。タオルを1本もらう時に10円も付けてくださいというものだが、少しのお金を少しずつ循環できるような仕組みを21年目に作りたい。 ボランティア経済圏として、市民のお金で市民活動をする仕組みをつくらなければならない。」との挨拶で締めくくられました。