しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果助成先団体の事業成果

2022年度助成先団体の成果報告

2023年12月4日にこうべまちづくり会館で、成果報告会を実施しました。今年度は4年ぶりに通常開催し、お茶を楽しみながら交流する時間を復活しました。助成対象の9団体は8分ずつ成果を報告され、2023年度助成対象団体・一般参加・スタッフなどを含め28名が参加されました。同時に2023年度特別賞の(一社)パートナーズへの贈呈式も実施しました。

助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました

   

一般枠

1 (一社)神戸親子遊び推進協会 神戸市北区
事業名 すべての子どもを取り残さない!こどもレシピコンテスト
事業の
成果
ギャンブルコンテストを通じて誰かのためにお料理をするということで今後の子どもたちに「人のために何かをすること」の大事さを学んでもらえた。また多くの企業団体が関わってくれ、実際の親子でお料理する姿を見て頂き、子どもの持つ力を見て頂くことができた。
メッセージ 最終選考で最初は緊張していた子どもたちが、少しずつ自分らしさをだし、楽しんでお料理をし、本格的な舞台を自分のものにしていく子どもたちの持つ力は素晴らしいと感じます。エントリー数・地区を今後も拡大できるように考え、学校でも家庭でもない環境で、子どもの持つ力を最大限に引き出す事業を今後も続けていきたい。
2 ひょうご子どもの水辺交流会 芦屋市
事業名 「近畿子どもの水辺交流会」の開催
事業の
成果
ガジュマル交流会に参加された団体同士が、自主的に連絡先の交換を行い、今後も情報交換や交流を続けるきっかけとなった。参加してくれた子ども達ちからは、次回もまた参加したいであったり、ファシリテーターを務めた若手実行委員のように、自分たちも将来はこんな司会をしてみたいと言った声を聞けた。
メッセージ 運営資金の捻出が最大の課題となってきている。参加費を釣るなどの方法もあるものの、「誰でもいつでもその気になれば参加できる交流会」を目指すうえで、子どもたちへの負担は極力減らしたいとの思いから、企業への支援やクラウドファンディングの利用なども視野に活動の継続をしていきたい。
3 (特活)全国夜間中学ネット 神戸市須磨区
事業名 学習支援塾「エデュケア」・自主夜間中学「エデュケアスクール」
事業の
成果
KFC4月に生徒募集をし、1年間学習指導を行ってきたが、学力の伸びに著しいものがあった。特に10月から入試までの後半は生徒自身が学習に対する意欲が高くなり、やれば自分も出来るという自尊感情が生まれたと思う。1年間の取り組みからより多くの地域で教室を増やし無料塾を設立することが必要との思いから長田区での教室を開設した。
メッセージ 私たちの目標はこの学習支援の制度やシステムを多くの地域に設置し、ロールモデルとして全国に広げることにあります。そのため神戸の限られた地域だけでなく全国へ発信する実証実験の取り組みとして支えてもらうために寄付金やスポンサーを募りたいと考えています。
4 リレー・フォー・ライフ・ジャパン神戸実行委員会 神戸市兵庫区
事業名 リレー・フォー・ライフ・ジャパン神戸
事業の
成果
かもめ今年はより地域との連携を深めるため、アースデイ神戸、新開地まつりなど、地域のイベントや、コープこうべ店舗内でのがん検診受診啓発活動など、積極的に参加を進めた。地域に出ていくことで、他団体との連携や協力が得られ、単独での活動以上に、リレー・フォー・ライフ・ジャパン神戸の活動内容を広めることができた。
メッセージ 昨年から今年にかけて繋がった企業との連携を深め、神戸の缶患者支援活動への参加企業を増やすことで、今まで以上に地域全体でがんと向かい合い、がん患者に限らず、弱い立場の人たちが安心して暮らせる社会に近づけることができると考えている。
5 (公社)兵庫県精神福祉家族会連合会 神戸市中央区
事業名 2022年度メンタルヘルスセミナー
事業の
成果
bokk令和4年度から、40年ぶりに【精神疾患の特徴・予防・回復】を解説した高校の保健体育の教科書が発刊され、教育が始まりました。心の悩みを抱える子どもたちは増加しており、それに応えられる教員の研修が大事ではあるものの、先生も大変忙しいようで、学外からの専門家の配置や家族会やピアサポーターの応援などが必要です。
メッセージ 精神疾患は、入院治療主体ではなく、地域で如何に生活するかに変わってきています。地域での生活のために、精神障害者との接し方(精神療法)が大きな重要技術となり、家族、支援者がそれを学ぶことが大切です。今後、家族のみで解決しないで、支援者、保健所、相談事業所等とネットワークづくりが大切です。
6 (特活)フェミニストカウンセリング神戸/a> 神戸市中央区
事業名 トラウマケアの視点をもった一時保育者養成講座
事業の
成果
bokkアンケートなどで「トラウマへの理解がない現場で、一人でトラウマインフォームドケア(TIC)の姿勢を取り続ける困難」を語る声がしばしばあった。その支えとなるようなネットワーキングが今後の課題だが、それだけ、TICの姿勢での関わりを実践しようとする受講生(次代の担い手)育成に繋がったと感じる。
メッセージ 努力しても一筋縄ではいかない現実の中で、せめて「安心してトラウマを抱えた生活を送れる土壌を耕す」という方向でも、貢献していける。「こころのケア」について、神戸で取り組み、発信し続けるという大きな動きを絶やさないことの意味も大きいと思っている。
7 ボランティアグループでぃんぷる 神戸市垂水区
事業名 大学生によるD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)プロジェクト
事業の
成果
bokkこれまでは障害のある者に対する遊びが主体で、外出が少なく、同じような遊びが多く、変化がなかったが、今年度は障がいがない者に対する遊びを主体とし、様々な遊びが多いため、変化が多かった。新たな連携先(高校、大学、他のボランティア団体)ができ、参加者は約1.83倍に増えた。
メッセージ 高校教員との連携による高校生との交流や、大学生がよくするカラオケなど新たな取り組みを行った。外出企画やカラオケは障がい児にとっては活動範囲の広がり(社会参加機会の拡大)につながり、大学生にとっては他の企画よりもさらに自分たちが楽しんで活動に参加することができました。

特定枠

9 全国災害ボランティア支援機構  神戸市灘区
事業名 東日本大震災被災者の継続支援と次世代を担う災害ボランティアの育成活動
事業の
成果
konti次世代を担う大学生や若い災害ボランティアの育成や拡大を目標に「災害ボランティア助成制度」や「災害ボランティア活動」時の単位付与制度の確立を目指して内閣府や復興庁、文科省の大臣や政務官に直接面会し要望書を渡すことができ、事業の推進を図ることができました。
メッセージ 1.17ボランティア元年の兵庫や神戸から先導的な活動や要望や発信をしていかなければならないと改めて確信することができました。
※ 神戸大学持続的災害支援プロジェクトKontiは申請事業の実施ができなかったため助成金を返還されました。    

一昨年度までの助成先団体の成果報告

     
  1. 2020年度  
  2. 2019年度     
  3. 平成30年度
  4. 平成29年度
  5. 平成28年度  
  6. 平成27年度
  7. 平成26年度  
  8. 平成25年度  
  9. 平成24年度  
  10. 平成23年度
  11. 平成22年度
  12. 平成21年度
  13. 平成20年度
  14. 平成19年度
  15. 平成18年度
  16. 平成15年度
  17. 平成14年度
  18. 平成13年度
  19. 平成12年度(第2回)
  20. 平成12年度(第1回)
  21. 平成11年度
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