しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果助成先団体の事業成果

平成28年度助成先団体の成果報告

2017年12月7日(木)13時半より、神戸市青少年会館で平成28年度事業成果報告会を実施しました。今年も、平成28年度助成対象団体が全8団体が参加され、1年間の成果を10分程度で報告を行っていただき、審査員からコメントをいただきました。平成29年度助成対象団体も6団体が参加され、約30名で報告を共有しました。今年は珍しくタイムスケジュール通りの進行ができ、最後にみなさんで自由に交流いただく時間をきちんととることができました。

助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました

   

一般枠

1 シルバーカレッジ里山花実の森プロジェクト 神戸市北区
事業名 カブトムシの棲み家づくりから成虫までの観察体験
事業の
成果
シルバーカレッジ里山花実の森プロジェクト「カブトムシ観察小屋」の建設が実現できたことで、子ども達、そして親子で自然の姿が観察できる自然環境学習の場を作ることができました。またシルバーカレッジの新卒者へとノウハウを伝承していく「若い高齢者」への継承も行えています。
メッセージ 今後はカブトムシの成長観察に加え、他の昆虫や植物などの多様な生き物が観察できるように我々も知識、ノウハウを蓄え、子どもたちにとってより身近な自然環境学習の場としていきたいと考えています。


2 舞子坂ふーみん 神戸市垂水区
事業名 空き家利用の居場所 ~家庭料理と誰でも参加のカルチャー教室~
事業の
成果
舞子坂ふーみんランチサービスだけでなくカルチャー教室を開くことで、来所して下さる方々同士の交流がより深まり、お互いの存在を気にするような人間関係が築かれています。毎回必ず来て下さる方もおり、舞子坂ふーみんが地域の方にとって必要な場所になっていることが実感できます。
メッセージ 助成金を機会に、調理、陶芸、習字教室や映画会と、今までの活動に加え新しい事業を拡大できました。各教室は毎回笑顔で溢れています。私たちは地域の高齢者、子ども、子育て中の母親、障害を持つ方たちの安心できる居場所として、その役割を担っていきたいと考えています。
3 日韓学生会議 西宮市
事業名 第57回日韓学生会議
事業の
成果
日韓学生会議「グローバリゼーションから見る日韓関係」「教育」「日韓友好のためにできること」「食文化」という4つのディスカッションをメインにする、学びの多い学生会議ができました。またフィールドワークを取り入れることによって、ディスカッションを座学で終わらせることなく、より実践的で深みのあるものにすることができました。
メッセージ 助成金の選考会では他の財団とは違い、その場で合否が判る形式を取られていたためプレゼンにもより一層力が入りました。また、しみん基金さんのヒアリングは、改めて自分が携わるこのプログラムを見直すきっかけにもなりました。
4 (特活)そらしど 神戸市北区
事業名 障がい理解のための出張講演(キャラバン隊)プログラム開発と障がい児保護者への子育て支援事業
事業の
成果
(特活)そらしどキャラバン隊のプログラム開発では1つのパターンではあるが完成させることができ、モニター実施も三カ所で行うことができた。月に一度開催したワークショップでは当初の予定通り、90名の方たちにご参加いただけた。まだまだ知らないことも多く、しんどい思いをしている保護者さんも多い事がわかった。また、活動をする中で自分たちが障がい児家族支援ができる人材となりつつあることが実感できた。
メッセージ 今年度はキャラバン隊のプログラム開発が出来たので、よりブラッシュアップしていき当会の重点事業として継続していきたいと思います。そしてこれをいかに定着させていくかを今後の課題とします。今年度の活動を通して他団体の方との出会いもあり、多くのつながりが出来ました。これらのつながりがさらに広がって、これからの活動がさらに良い方向へ向かいそうな予感がしています。
5 兵庫県喉摘障害福祉協会 神鈴会 高砂市
事業名 喉摘者の代用音声発声指導員の養成研修
事業の
成果
兵庫県喉摘障害福祉協会 神鈴会喉摘者の代用音声発声に関する様々な研修に参加することで、代用音声に関する知識を吸収し、各指導員が日ごろ悩んでいる事例の対処についての討議を行い、今後の指導に大いに役立つところとなった。さらに自分以外の発声方法が理解できたうえ、新指導員実習研修では、ベテラン指導員からのアドバイスをうけ、指導員としての資質向上を図ることができた。
メッセージ 代用音声の指導に関する書籍や参考書は少なく、指導員の養成・向上には研修会への参加が必要となります。研修会の参加によって指導力の向上だけでなく、指導員としての意識を新たにすることができました。指導員の高齢化や後継者の確保、意識の希薄差等の問題がありますが、今後もこのような機会を設けていき喉摘者の社会参加促進に寄与して参ります。
6 ガリレオクラブインターナショナル 神戸市中央区
事業名 入院児や障がい児と一緒に万華鏡でニコニコプロジェクト
事業の
成果
ガリレオクラブインターナショナルどうしても生活や遊びに制約がある入院中の子どもたちと万華鏡作りを行うことで、子ども達に笑顔と心の安らぎを与えることができました。またご両親にも参加戴き、久しぶりに親子らしい貴重な時間を共有できた、という感想もいただけました。メンバーとの交流は子供たちにとって楽しさだけでなく、社会の光を当てる外の世界との窓となったと考えています。
メッセージ 今回、前年の助成採択団体である兵庫県子ども文化振興協会様とご縁をつなぐことができ、兵庫医科大学病院様をご紹介戴き活動を行うことができました。まさに「人と人とのつながり」が地域の活動を活性化させたのだと思います。今後も必要とされている皆さんの為に、少し世の中を良くする活動をしていきたいと思います。そして私たちが頂いた縁を別の団体の皆さんにもつないでいきたいと思います。
7 (一社)new-look 西宮市
事業名 夜の街の若者へ、「夜回り」から「学び直し」のきっかけを届ける事業
事業の
成果
(一社)new-look当初の予定より人数こそ少なくなりましたが、ナイトクルージングスタッフ育成会を4回、高卒認定説明会を2回開くことができました。実際に夜回りを通しては、高卒認定への関心が中々行動には結びつきづらいことや、受験までのハードルが相当に高いことなど、問題点を痛感しました。
メッセージ 夜回りでは進学ではなく就職ニーズの方が多く、そのニーズと「高卒資格」を抱き合わせで獲得できるような事業を創設する動きをしています。この仕組みで受益者負担を求められない夜回りも継続的に続けられるようにしていければと思っています。

特定枠

8 どろんこキャラバン☆たんば 丹波市
事業名 どろんこキャラバン☆たんばサマーキャンプ2017
事業の
成果
どろんこキャラバン☆たんば事故や大きな怪我もなく、原発事故により外で遊ぶことを制限されている子どもたちが外で思いっきり遊ぶという当初の目的を達成できた。「アトリエ太陽の子」様にワークショップを実施していただき、絵画を制作し、活動に賛同頂いている兄弟デュオ「ちめいど」のライブ鑑賞も行えた。
メッセージ 募集開始から数日で募集人員が埋まるなどキャンプへのニーズは高く、今年はリピーターの中学生がジュニアリーダーとして参加し、若いリーダー候補性も参加してくれました。また当事業に新規でご支援して頂ける企業、団体、個人さんも増え、キャンプを継続して実施できる体制を作ることができました。今後もキャンプの実施と共に、福島の団体、丹波地域の支援団体や地縁団体、行政などと連携し、被災地に寄り添ったより良い活動にしていきたいです。
※ 平成23年度助成事業(特活)花と緑のネットワーク川西「お家で出来る生ゴミの堆肥化」普及無料講習会事業につきましては後日ご報告いたします。    

一昨年度までの助成先団体の成果報告

  1. 平成26年度  
  2. 平成25年度  
  3. 平成24年度  
  4. 平成23年度
  5. 平成22年度
  6. 平成21年度
  7. 平成20年度
  8. 平成19年度
  9. 平成18年度
  10. 平成15年度
  11. 平成14年度
  12. 平成13年度
  13. 平成12年度(第2回)
  14. 平成12年度(第1回)
  15. 平成11年度
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