しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果助成先団体の事業成果

平成30年度助成先団体の成果報告

2019年12月4日(水)13時半より、神戸市青少年会館で平成29年度事業成果報告会を実施しました。今年は、平成30年度助成対象団体のうち1団体が体調不良のため欠席し全7団体が参加され、1年間の成果を10分程度で報告を行っていただき、審査員や理事からコメントをいただきました。2019年度助成対象団体も5団体が参加され、一般の方も含め約30名で報告を共有しました。同時に公開審査会後の理事会で特別賞は神戸・心絆に決定していましたので、贈呈式を行い、最後は皆さんでお茶を飲みながら交流の時間を持ちました。

助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました

   

一般枠

1 (特活)なごみ 西宮市
事業名 地域掲示板アプリ「ためまっぷ」普及・検証プロジェクト事業
事業の
成果
なごみアプリダウンロード数500は年内に達成し、これまで地域とつながることが少なった子育てママさん20名にモニター参加していただくことができた。他見への視察は実施できなかったが、広島・東京の実践者が東京に集まり情報交換することができた。
メッセージ モニターへのアンケート調査から、ためまっぷに対する今後の期待、便利な手段ということが明らかになった。今後地域情報をコンスタントに発信しつづける仕組みが必要で、それを子育てママの一つの仕事として回る仕組みを地位で構築することが目標です。


2 (特活)支援の会ひまわり 西宮市
事業名 透析患者 送迎見守り事業
事業の
成果
ひまわり透析後は体力の消耗や血圧計化等により歩行困難の状態が多く見られるためも守りが必要だが、病院内では介護保険の適用がなく、送迎事業の延長として本事業を実施することができた。ただ、対価をもらっていないため本会の運営を圧迫する要因になっているが、送迎している他の施設からの要望も出ており、経費面を考慮して実施を検討していく。
メッセージ 見守りの仕事は院内での解除やお薬の引き取り、着替えの手助け、食事をされるときのお茶出しなど多岐にわたっている。今年に入って何とか患者さんのご利用者数を増加させ、送迎費用の収入増加により、見守りの経費に充てることで、この事業をできる限り継続させたいと考えています。
3 音楽療法士グループ りんでんばうむ 加古川市
事業名 はーとふるミュージックセラピーコンサート
事業の
成果
りんでんばうむ播磨町でのコンサート実施により、アクセス面において町以外の近隣市町にも声掛けでき参加してもらうことが可能になった。播磨町についての認識不足と播磨町の障害者団体との繋がりや連携をもっと早期にとれれば、コンサートの企画がスムーズに進行で来ていただろうというのが反省点です。
メッセージ 会場使用までの道程に時間がかかりすぎ実施が危ぶまれた。市町村によって、障害者団体に関する行政制度や仕組みが違うので事前に情報収集しておくことが重要だった。音楽療法が営利目的と勘違いされたことについても、音楽療法の理解がまだまだ浸透していないことを目の当たりにして、さらなる啓発にも力を注ぎたい。
4 (特活)友之会 神戸市東灘区
事業名 野菜の生産・販売を通して、生きがい就労支援事業
事業の
成果
友之会農業体験の実施回数が増えたことで高齢生産者と消費者住民(就労支援者・一般消費者)との交流も増えることになりました。収穫体験を始めるとき、生産者のお一人が「障がい者なんて…」と言われたことがありました。しかし人手のいる収穫時にともに作業することで高齢者の作業軽減で生産維持と生きがいにつなげることができました。
メッセージ 「自立とは、依存先を増やすこと」「希望は絶望を分かち合うこと」(東大教授 熊谷晋一郎氏)活動する中で、この言葉に出会い、大変心に響きました。障がいある方々も、支援できる側にもなれます。経験豊富な高齢者とともに地域でつながっていく活動を続けていきたいと思います。
5 (特活)ホザナ・ハウス 神戸市灘区
事業名 少女の居場所つくり
事業の
成果
ホザナ・ハウス1年間のシェルターを運営し56名の相談、短期シェルター利用者延べ30名、そのうち2名の少女が当法人の自立援助ホームに入所することにより救助することができた。また行政には少なからずとも短期シェルターの必要性をアピールできた。
メッセージ 運営資金やスタッフの確保が安定せず、当初の思惑通りに規模を拡大できていないのが現状である。その様な状況下であっても問題を解決すべく当法人でボランティア講習会などを定期的に開催しスタッフの確保、講演会などを通して賛同者を増やし、一人でも多くの少女をこれからも救出していきたいと願う。
6 (特活)そらしど 神戸市北区
事業名 医療的ケア児家族支援研究の報告会講演会開催と支援しつながる交流会開催
事業の
成果
(特活)そらしど当初予定より大きい規模で講演会ができたが、広報の遅れにより参加者が60名にとどまった。今回の調査をきっかけに新たなつながりができ、この研究を神戸看護学会にて発表し、兵庫県公衆衛生研究会、近畿周産期精神保健研究会でも発表予定である。
メッセージ 医療的ケア児に関しては、今後もさらに増加すると見込まれているが、福祉と教育の整備がまだまだこれからで、情報もどんどん更新されている時期といえるので、当事者の声をまとめたり、様々な立場の人同士で情報交換したりすることが重要ではないかと考えます。

特定枠

7 神戸・心絆 西宮市
事業名 阪神淡路大震災・東日本大震災追悼灯籠
事業の
成果
神戸・心絆1.17追悼行事は24年の歳月で協力者の高齢化と風化があるが、企業・明石海峡国営公園を通じて中学生・高校生・一般市民への継承を目指している。東日本大震災追悼行事は8年間の交流の絆が生まれている。
メッセージ 東日本では、仮設住宅の閉鎖に伴い、復興住宅への転居による住民コミュニティの再構築に寄与した。大震災追悼行事9年目以降は名取市民中心の追悼行事に協力する体制への転換を模索している。
8 ガリレオクラブインターナショナル 神戸市中央区
事業名 僻地の被災地へのボランティア派遣プロジェクト・広島
事業の
成果
ガリレオクラブインターナショナルボランティアはたくさん集まったが、リピーターが少なく、継続することの意味をどう伝えるかが新たな問題です。被災地という場を通じて様々な団体との交流が促進され、実践する中でコラボレーションすることの意味や意義を学んだ。
メッセージ 写真展を通しては、その場で1枚ずつ丁寧に説明するように心がけました。来場者からは一様にもうすっかり忘れていたし、ニュースでもやらないから、まだこんな状況だとは思っても見なかったという感想がありました。
※ 平成23年度助成事業(特活)花と緑のネットワーク川西「お家で出来る生ゴミの堆肥化」普及無料講習会事業につきましては後日ご報告いたします。    

一昨年度までの助成先団体の成果報告

     
  1. 平成27年度
  2. 平成26年度  
  3. 平成25年度  
  4. 平成24年度  
  5. 平成23年度
  6. 平成22年度
  7. 平成21年度
  8. 平成20年度
  9. 平成19年度
  10. 平成18年度
  11. 平成15年度
  12. 平成14年度
  13. 平成13年度
  14. 平成12年度(第2回)
  15. 平成12年度(第1回)
  16. 平成11年度
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