- 2015年6月17日 10:02
しみん基金KOBEでは、6月から12月まで毎月1回(原則毎月第1金曜の夜に上映)のペースで、表題の記録映画の上映会を開催しています。
7月の上映会の概要が決まりましたので、ご案内致します。
この映画は、自然や伝統文化をテーマに、特に沖縄の離島での伝統的な暮らしと祭祀の記録映画を作りづづけてこられた大重潤一郎監督のこれまでの作品制作への想いや軌跡をインタビューした記録映画です。
今は日本列島と呼ばれている島々にどのような経緯で人々が住み暮らすことになったのか、あるいは縄文以来の自然と一体となった人間の暮らしの営みについて関心のある方に、ぜひご覧いただきたい作品です。
大重監督自身、阪神淡路大震災時には神戸にお住まいになられていたそうで、作品づくりにおける震災の影響についても、この作品の中で語られています。
人類の悠久の歴史の中で、われわれはどこから来て、どこへ向かおうとしているのか、を考えるのに良いきっかけになる作品であると思いますので、是非ご覧にお越し下さい。
7月度(第2回目)の上映会は下記のとおり開催します。
■日時:平成27年7月3日(金) 19:00上映開始
■場所:しみん基金KOBE事務所
神戸市中央区旭通1-1-1-203(サンピア2F) 地図
■入場料:1000円
■申込:当日参加は可ですが、できるだけ事前に下記あてにご連絡ください。
■主催・お問い合わせ; 特定非営利活動法人しみん基金KOBE(担当:江口)
TEL:078-230-9774 FAX:078-230-9786
E-mail:kikin@stylebuilt.co.jp
なお、この企画を協働で実施している「被災地NGO協働センター」では、上記チラシ裏面にある大重監督作品の上映会を随時開催する予定です。7月度は、「光りの島」という作品の上映会を下記のとおり開催します。
■日時:平成27年7月11日(土) 15時半開場、16時上映開始 (60分)
■場所:被災地NGO協働センター
神戸市兵庫区中道通2-1-10 地図
■入場料:1500円(学生1000円)
■主催・お問い合わせ・お申し込み:被災地NGO協働センター
TEL:078-574-0701 FAX:078-574-0702
E-mail:info@ngo-kyodo.org
※終了後、希望者のみで懇親会を開催します。
また、大重監督の最新作「久高島オデッセイ第3部風章」は、今秋封切り予定です。
http://www.kudakaodyssey.com/
これらの作品と一緒に「友よ!大重潤一郎 魂の旅」をご覧いただくと、大重監督が生涯をかけて発信してきたメッセージを、また阪神淡路大震災から20年という節目の年になぜこの上映会を開催するのかを、よりご理解いただけるのでは、と思います。
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なお、この上映会は、当基金が2011年以来続けている「東日本大震災被災者支援活動基金(愛称:ずっと・こころ・つなぐ基金)」事業の一貫として行っています。
上映会の売上金から経費を差し引いた金額は、当基金を通じて、神戸・兵庫発の東日本大震災被災者支援のボランティア活動を行っている団体向けの助成金として活用させていただきます。
これまでの4年間で、のべ14団体に対して総額500万円以上を支援してきました。
詳しくは、下記URLにある平成23年度以降の助成先団体のうち「特定枠」と記載されているところが、それに該当します。
http://www.stylebuilt.co.jp/kikin/information/results.html
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ということで、この映画を観ることは、東北支援にもつながっていますので、ぜひご協力のほど、よろしくお願いします。
なお、この上映会を共催開催していただける団体を募集しています。
詳細は当会事務局までご連絡ください。


どうぞよろしくお願いします。
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