- 2016年2月19日 09:28
2015年10月15日から5回にわたって実施してきました標題の講座が、昨日(2016年2月18日)無事に終了しましたので、ご報告致します。
このプログラムの特長は、座学での学びをそこに参加した人だけの学びに終わらせることなく、その後アドバイザーが各団体を個別訪問することを通じて、その学びを各団体のメンバー間で共有し、さらに団体特有の事情に合わせながらみんなで行う事業計画づくりを支援することで、組織のマネジメント力アップを図るハンズオン型のNPOマネジメント支援を形にしているところにあります。
当基金としましては、例年実施している助成事業という資金的支援で提供している価値を、このプログラムのような非資金的支援と掛け合わせることで、さらなる社会的インパクトを産み出すことで、寄付文化の醸成につなげていくことができる、と考えています。
今年度は、以下のようなスケジュールでプログラムを進めてきました。
(0)ーア) 講座説明会&セミナー「ステークホルダーの満足度を調べる手法」
2015年9月10日(木) 14:00から16:00まで
(0)ーイ) 受講申込受付 9月25日(金)まで
(0)ーウ) 受講申込団体事前ヒアリング 10月8日(木)から10月13日(火)まで
(1)ーア) 第1回座学講座 2015年10月15日(木) 14:00から17:00まで
オリエンテーション
レクチャー:「NPOマネジメント論?ミッション・ビジョンの重要性」
ワーク:「ビジョン検討シート」の作成
(1)ーイ) 第1回個別訪問 「ビジョン検討シート」作成支援
11月5日(木) (特活)チャレンジひがしなだ
11月12日(木)(特活)オーガニック・ライフ・コラボレーション
11月16日(月)(社福)垂水区社会福祉協議会
11月17日(火)(特活)こどもコミュ二ティケア
(2)ーア) 第2回座学講座 2015年11月19日(木) 14:00から17:00まで
プレゼンテーション&コメント:各団体の概要とミッション・ビジョンの紹介
レクチャー:ステークホルダー分析手法を学ぶ
ワーク:「ステークホルダー分析シート」の作成
(2)ーイ) 第2回個別訪問 「ステークホルダー分析シート」作成支援
12月3日(木) (特活)チャレンジひがしなだ
12月10日(水)(特活)オーガニックライフ・コラボレーション
12月15日(月)(社福)垂水区社会福祉協議会
12月15日(月)(特活)こどもコミュ二ティケア
(3)ーア) 第3回座学講座 2015年12月17日(木) 14:00から17:00まで
プレゼンテーション&コメント:ステークホルダー分析結果の発表
レクチャー:SWOT分析手法を学ぶ
ワーク:「SWOT分析シート」の作成
(3)ーイ) 第3回個別訪問 「SWOT分析シート」作成支援
1月7日(木) (特活)オーガニックライフ・コラボレーション
1月7日(木) (特活)チャレンジひがしなだ
1月18日(月)(社福)垂水区社会福祉協議会
1月18日(月)(特活)こどもコミュ二ティケア
(4)ーア) 第4回座学講座 2016年1月21日(木) 14:00から17:00まで
プレゼンテーション&コメント:SWOT分析結果の発表
レクチャー:BSCによる中期(事業)計画づくりを学ぶ
ワーク:「中期(事業)計画案」の作成
(4)ーイ) 第4回個別訪問 「中期(事業)計画案」作成支援
2月8日(月) (特活)チャレンジひがしなだ
2月11日(木) (特活)オーガニックライフ・コラボレーション
2月12日(金)(社福)垂水区社会福祉協議会
2月12日(金)(特活)こどもコミュ二ティケア
(5) 第5回座学講座 2016年2月18日(木) 14:00から17:30まで
プレゼンテーション&コメント:「中期(事業)計画案」の発表
全体のふりかえり(感想、学べたこと、これからの課題)
このプログラムでは、以下の3名がアドバイザーとして、レクチャーと個別訪問を行いした。
・當間克雄氏(兵庫県立大学経営学部・教授)
・河合将生氏(Office Musubime・代表、准認定ファンドレイザー)
・江口聰 ((特活)しみん基金KOBE・事務局長、認定ファンドレイザー)

昨日のふりかえりの中では、受講団体から以下のような感想をいただきました。
・ひとつのミッションに対してスタッフ全体で役割分担しながら取り組むことの大切さを知れた。
・データをつかむ、収支のバランスをとるなど「当たり前」のことができていなかったことに気付けたし、丁寧で熱いご指導ありがとうございました。
アドバイザーからは、
・今回受講していただいた各団体のこれまでの歩みに、とても学ばさせて頂くことが多かった
ということがありました。
来年度以降も、作っていただいた計画案をフォローしていきたいと考えています。
今回受講して頂いた団体の皆さん、どうも長期間ありがとうございました。
なお、この事業は、ひょうごボランタリープラザのひょうごボランタリー基金中間支援活動助成事業により実施いたしました。