- 2016年7月15日 10:00
当基金は阪神・淡路大震災で体感した支え合い、助け合いのすばらしさを大切にしながら、地域に根ざし、次世代を担う若者と手を携えながら、草の根の活動を広げることをモットーにしていきます。草の根活動とは、すなわち市民社会をつくる活動です。市民社会は、公共を、行政に頼るだけでなく、自立・自律した市民一人一人による自助と共助・互助で成していく社会であると考えています。
★おたがいさま基金をめざして★
共助・互助を社会化させる仕組みとして、当基金では助成を受けた団体が、次の助成原資をつくるために当基金に協力する(古着チャリティへの協力、古本キフへの協力、寄付つきお菓子の購入等)恩送り形式を推奨していきたいと考えています。
市民活動団体同志が資金的に助け合う、こうした「おたがいさま」の精神を当基金の助成事業の根本理念として根づかせるべく、みなさまとの協働作業のお手伝いをさせて頂きます。
助成の基本方針を「次代の市民活動の担い手育成を重視する」「地域との連携の観点を重視する」とし、総額250万円の助成金交付を予定しています。
分野を限定しない一般枠とともに、被災地で被災した人々を支援するボランティア活動へ助成する特定枠を設置します。
助成申請をご希望される方は、内容をよくご覧の上、7月19日(火)から8月26日(金)までにご申請いただくようお願い申し上げます。
締め切り間近になりますと、混み合いますので、できるだけ早めにご申請願いします。
なお、申請書を書くにあたって、個別相談にも対応いたします。初めての申請の方は、事前にご相談いただくことをお勧めします。詳細はこちらをご参照ください。
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◆助成事業の概要
(1)助成額:一般枠:1団体あたり事業費総額の4分の3以内かつ上限50万円。
特定枠:1団体あたり事業費総額の4分の3以内かつ上限25万円。
(2)選考方法:原則として、書類審査・ヒアリング調査の上、公開審査会でのプレゼンテーションにより 決定します。
(3)助成対象:神戸市及びその周辺地域に住所を有する非営利団体(法人格の有無は問いません)
(4)助成枠:ア)一般枠:活動分野に限定はありません。
イ)特定枠:東日本大震災、熊本地震などの大規模災害で被災した人々を支援するボランティア活動に限定します。
(5)平成28年度基本方針:A次代の市民活動の担い手育成を重視する
B地域との連携の観点を重視する
ABいずれか一方もしくは両方をふまえた申請内容にしてください。
(6)優先事項:選考にあたっては、上記基本方針をふまえかつ、市民社会の確立・存続にふさわしい草の根性、開拓性・先駆性、団体としての継続性があると考えられるものを、優先します。
◆スケジュール
2016年7月19日から8月19日まで:個別相談会(要予約、2時間以内/回)
7月19日から8月26日まで:応募申請受付期間
9月中旬ころ:書類審査
10月上旬ころ:ヒアリング調査
10月28日 :公開審査会
11月上旬 :覚書締結・助成金交付
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2016年10月1日から2017年9月30日まで:助成事業実施期間・中間ヒアリング
2017年10月末日:最終報告書提出
2017年12月ころ:助成事業成果報告会
