- 2018年10月19日 10:32
昨日(10/18)から、2018年度「中期計画をつくろう」講座が始まりました。
この講座は、10月開始・来年2月終了という長期間に及ぶものなのですが、毎月1回の座学講座の内容に合わせて、その後月1回ペースでアドバイザーが複数で個別訪問することで、座学で学んだことをそれぞれの団体でどのように活かすかを、団体のスタッフの方々と一緒に考えていくことで、組織の実情に合わせたハンズオン型支援を行っていくように設計していることが最大の特長です。
プログラム詳細はこちらのページをご覧ください。
アドバイザーは、兵庫県立大学の當間克雄先生とNPO・NGOの組織基盤強化コンサルタントの河合将生氏(准認定ファンドレイザー)としみん基金KOBE事務局長の江口(認定ファンドレイザー)の3人で、その内必ず複数名で訪問することで、いろいろな視点を出し合うように工夫しています。
今年も3つの団体が受講されることになりました。1回目のこの日の座学講座では、「NPOマネジメント論ーミッションとビジョンと目標の重要性」と題して、當間先生に講義してもらった後に、「ビジョン検討シート」を使って団体ごとにビジョンを書き出してみるワークを行いました。
ワークでは、あらためて団体のミッションに照らして、これからの事業や組織のありたい姿(ビジョン)を考えてみたわけですが、わいわいガヤガヤと質問もたくさん出されて、にぎやかな講座となりました。毎年1回目の講義の中では、旭山動物園(北海道旭川市)の「14枚のスケッチ」の話が紹介されるのですが、長い目で見るとビジョンを描いてそれを共有することの大切さを、いつも考えさせられます。
これから5か月間の長丁場ですが、それぞれの団体にとって良き計画づくりのきっかけになればと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
なお、この講座事業は、ひょうごボランタリー基金地域づくり活動NPO事業助成により実施しています。
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