- 2019年1月18日 13:34
2019年1月13日(日)に、「こうべあいウォーク2019」を開催しました。

このイベント、1999年より「1・17」の直前の日曜日に毎年開催してきましたので、これで21回目を数えます。

この企画は、市民目線のまちづくりの視点から震災当時を振り返りながら長田のまちを歩きめぐることで、震災復興時のプロセスや復興したまちで依然として残されている課題を知り、「市民社会」のあり方を考え次世代に伝えていくためのチャリティウォークイベントです。











今回は、約150名の参加者の方々に朝早くからJR鷹取駅近くの大国公園に集まって頂きました。なかでも、全国各地から集まっている灘中学校の生徒さんたちが20名ほどご参加頂きました。是非、大人になって社会で活躍されるようになっても、神戸の震災がどのようなものであったのかを覚えていてほしいものです。
この日は日差しにも恵まれ、寒さも例年に比べると和らいだ一日でした。3キロほどの道のりを3つのグループに分かれ、鉄人28号の立っている若松公園、震災前は木造住宅の密集地だったところが震災後の区画整理で防災公園として整備された水笠通公園、震災から免れ昭和レトロな雰囲気を残す丸五市場、火災の被害が最も大きかった大正筋商店街などに立ち寄りながら、ゴール地点である「旧二葉小学校」までを、ガイド役や地元の人たちのお話を聴きながら、2時間半程かけて歩きました。
いずれの方のお話も、改めて防災・減災の重要性について考えるよき機会となったのではないか、と思います。ゴール地点での豚汁が今年はなかったのが、少し寂しかったですが・・・
ご参加いただいた方には、スタート受付時に募金(一口千円)を頂き、当日の経費を差し引いた164,373円を当基金にご寄附いただきました。(下記会計報告を参照)
お預かりしましたこの寄附金は、2019年度の当基金助成事業の助成金として活用させていただきます。(助成事業の様子や結果は、随時当基金ホームページで公開していますので、ご覧ください。)
ご参加いただいたみなさまとご協力いただいた方々に心より御礼申し上げます。
■主催:こうべあいウォーク2019実行委員会
■協力:近畿労働金庫地域共生推進室
■会計報告:
収入 当日募金 150、373 円 120人記名
協力金 30,000 円 近畿ろうきん
収入合計 180,373 円
支出 印刷費 8,500 円 チラシ・当日配布資料印刷
イベント保険料 7,500 円 兵庫県社会福祉協議会
支出合計 16,000円
収支差額 164,373円 →しみん基金・KOBEへ寄附
■新聞掲載記事:
神戸新聞 190114神戸新聞.pdf











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