- 2021年9月30日 15:01
今年度は、第5回「黒田裕子賞」として、「阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク」から寄贈された資料の研究プロジェクトを立ち上げ、2019年12月から2020年3月まで、企画展「被災地のナイチンゲールー黒田裕子が残したものー」を開催され、また、2021年3月に「黒田裕子氏の資料等分析による被災者支援の検証と継承」としてレポートを作成された「阪神淡路大震災記念 人と防災未来センター」に決定いたしました。なお研究プロジェクトの成果の一部は人と未来防災センター東館の展示コーナーの一部に展示されています。
贈呈式は、記の通り10月26(火)のしみん基金・こうべオンライン公開審査会において実施いたします。
贈呈式
◆日 時:2021年10月26(火)13:00から17:30ごろまでの審査会内の16時すぎごろ
◆オンラインにて
黒田裕子賞創設の経緯
平成26年9月に当基金前理事長の黒田裕子さんが逝去され、その年の12月に神戸で「黒田裕子さんを偲ぶ会(以下「偲ぶ会」)が開催されました。そこでは600人を超える人々とともに黒田裕子さんとの別れを惜しみました。その折多くの皆様からお預かりしたご厚志からこの日の開催経費を引いたところ、約150万円の残金が発生しました。
その後「偲ぶ会」実行委員会では、この残金の扱いについて協議され、市民のために使って頂くことが望ましいという結論になり、平成28年2月に当基金にご寄付いただきましたので、黒田裕子さんの意思を引き継ぎ、その実績や功績に見合った活動を行っている団体又は個人を「黒田裕子賞」という形で毎年1団体(or個人)に表彰をすることになりました。

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