しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
平成18年度助成事業
平成18年10月27日(金)、神戸市生涯学習センター(コミスタ神戸)にてしみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われました。 今回は応募総数が52件(特定枠6件、一般枠46件)あり、事前の書類選考の結果、27の団体の方々にプレゼンテーションをおこなっていただきました。
審査の結果、下記の9団体(特定枠:3団体、一般枠:6団体)の各々の事業に合計300万円(特定枠:100万円、一般枠:200万円)を助成することが決まりました。なお、特定枠とは、寄付者の意思を反映させた指定寄付金による助成枠で、今年度は環境の保全を図ることを目的とする事業を支援したいという分野指定により設定されたものです。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
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事業名 | 助成金額 | ||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
特 定 枠 |
1 | 神戸 川と海を考える会 | 神戸市東灘区 |
みんなで育てよう!!あまもっち2 | 500,000 | ||
今では近代化と共に姿を消しつつあるアマモを海に移植するという事業を行なうことで、地域の方々に身近な川や海の環境問題に関心を高めてもらい、基本となる生活排水の見直しをするきっかけをつくっていく。 | |||
2 | 社会福祉法人 シティライト | 神戸市兵庫区 | |
あらたエコフェスタ | 350,000 | ||
障がい者の社会参加とエコ活動の推進(リユース・リデュース・リサイクル)をテーマにしたお祭りです。地域の多くの老若男女の交流の場ともなり誰もが楽しめる祭りを通じて、地域コミュニティーの発展を目指す。 | |||
3 | 三木自然愛好研究会 | 三木市 | |
環境愛護事業「ふるさと公園フェスティバル」 | 150,000 | ||
21種を超える絶滅危惧種を有する「ふるさと公園」(三木市増田地区)の重要性を多くの市民や多くの人々に周知、市民の自然財産として市民自らが愛護し、保全活動に参加する。 | |||
一 般 枠 |
4 | (特活)フードバンク関西 | 尼崎市 |
余剰食品の有効活用による非営利福祉団体支援事業 | 500,000 | ||
食品関連企業から、包装破損や賞味期限迫る等の理由で商品として取り扱えないが食べ物としては美味しく栄養もあり安全な余剰食品を無償で引き取り、生活弱者を支援する福祉団体に運んで無償提供し、それらの食品を食資源として有効活用すると同時に福祉団体の経営を側面から支援する。 | |||
5 | 朗読ボランティアことばの花束 | 神戸市中央区 | |
視覚障害の方への「テープ」制作 | 170,000 | ||
主に神戸の視覚障害者に新しい身近な施設、地域の情報、街の案内テープを作る。グループ設立13年を経て機材も変化し新たに購入の必要に迫られています。 | |||
6 | アジア女性自立プロジェクト | 神戸市長田区 | |
モバイル通信を用いた在住外国人の相談・サポート事業 | 390,000 | ||
地域に暮らす外国人住民が地域住民として安心して生活していくための環境づくりが目的。現在、神戸市には119カ国44,105人の外国人が生活しており、彼らの社会参加を促す仕組みづくりは緊急の課題である。 | |||
7 | よりみちクラブ運営委員会 | 神戸市長田区 | |
よりみちクラブ~学齢期の障害児童に対する休日、長期休暇中の生活支援及び余暇活動支援~ | 300,000 | ||
障害児童の学童保育の活動は、障害児が「自分らしく」生きる喜びとつながりをみつけるものであり、保護者からのニーズも多く必要性はあるが、神戸市では制度的に認められておらず継続的に事業を行うのは困難な現状がある。 | |||
8 | 未来をひらく・マブイ六甲 | 神戸市東灘区 | |
企業とNPO法人との協働による障がい者就労支援 | 500,000 | ||
「障害者自立支援法」施行の中で、障がい者の仕事と所得の増進を、地域NPO団体・企業との連携・協働によって行い、障がい者の就労支援を図る。 | |||
9 | 兵庫県手話サークル連絡会 | 神戸市中央区 | |
県サ連「ブロック学習会」 | 140,000 | ||
学習会を開催することにより、聴覚障害者に対する知識と理解を深め、手話技術のレベル向上を目指し、地域の較差をなくし、地域での聴覚障害者福祉の増進に寄与する。 |