しみん基金・KOBE | 助成事業の趣旨と特徴
趣旨
阪神・淡路大震災時の被災地を中心とする地域の市民活動団体による公益を目的とした活動に対して助成を行ない、それによって自発的な市民活動が促進され、21世紀の市民社会にふさわしい魅力と活力のある地域の創造に寄与することを趣旨としています。
特徴
- おたがいさまの精神
- 共助・互助を社会化させる仕組みとして、当基金では助成を受けた団体が、次の助成原資をつくるために当基金へ寄付をする恩送り形式を作りたいと考えています。
- 地域限定
- 当基金の助成対象は、阪神・淡路大震災時の被災地に活動拠点または事務所を有する非営利目的の市民活動団体としています。支援する側と支援される側が、顔の見える関係であることを大切にしています。
- ヒアリング調査・公開審査会
- 助成先選考の過程で申請団体の活動拠点を訪問してヒアリング調査を実施しています。また、市民に公開された場で申請内容についてプレゼンテーションをしていただき、第三者機関である審査員会による公開投票で助成先が決定されます。
- 分野限定及び使途制限なし
- 指定寄付による特定枠設定時を除いて、原則として活動分野の限定はありません。また、助成金の使途科目についての制限も、原則としてはありません。
- 「草の根」支援
- 受益者から十分な対価は得がたいが、社会的弱者に寄り添いながら自律的かつ持続的に活動を行うことによって社会的課題の解決に取り組む草の根活動への支援を重視しています。
助成の流れ
※詳細はその年毎の応募要項(助成申請のご案内)をご確認下さい。