しみん基金・KOBE | 助成・アイデア募集(顕彰)事業申請のご案内助成申請のご案内

2025年度 助成・アイデア募集(顕彰)事業申請のご案内

申込受付期間:2025年 8月4日(月)~9月26日(金)※締切注意!
(助成事業のみ)対象期間:2025年11月1日~2026年10月31日

   

申請に関する書類のダウンロードはこちら

1.助成およびアイデア募集(顕彰)事業の趣旨

認定NPO法人しみん基金・こうべ(以下、当基金)は、阪神・淡路大震災で体感した支え合い、助け合いのすばらしさを大切にし、地域に根ざし、次世代を担う若者と手を携えながら、草の根の活動を広げていきます。草の根活動とは、すなわち市民社会をつくる活動です。市民社会は、公共を、行政に頼るだけでなく、自律かつ自立した市民一人一人による共助・互助で成していく社会であると考えています。
一方、近年は災害が多発化・激甚化しており、災害時は常に大きな社会課題の解決を迫られます。また平時の課題が大きく顕著にもなります。当基金は、日常の社会生活に必要な市民活動、これらの活動から生まれて来る被災地支援へのアイデア(提案・提言)を何かの形で社会へ訴えることは出来ないか、それによって今後災害が起こった際に、それらが活かされる社会であって欲しいと考えています。

おたがいさま基金をめざして

共助・互助を社会化させる仕組みとして、当基金では助成を受けた団体が、次の助成原資をつくるために当基金へ協力する(古着チャリティ、Ⅴポイントキフなどによる寄付)恩送り形式を作りたいと考えています。(下記の図参照) 市民活動団体同志が資金的に助け合う、こうした「おたがいさま」の精神を当基金の助成事業の根本理念として根づくべく、みなさまとの協働作業のお手伝いをいたします。

図解 お互い様基金

2.応募対象者

助成事業(団体のみ)

  1. 活動分野制限のない事業に対する助成です。
  2. 阪神淡路大震災時被災10市10町を原則に活動拠点または事務所を有する非営利組織(法人格の有無は問いません)
  3. 自主性を確保し、自律的に運営されている団体
  4. 団体としての継続性を有し、支給された助成金の管理及び事業を遂行する能力及び体制を備えた団体
  5. 正味財産が2,000万円以下の団体
  6.    
   

アイデア募集(顕彰)事業(団体・個人)

  1. 事業助成ではなく、活動分野も問いません。
  2. 兵庫県内に主要な拠点を有する団体・個人
  3. 大学等の教育研究機関単独ではないこと。
  4. アイデア(提案・提言)は多くのかたで共有することを前提としている旨を了承されていること。
  5. アイデア(提案・提言)が選出された場合は、さらに多様な視点を取り入れブラッシュアップすることを目的としたワークショップ(当基金主催)に出席できること。

3.助成事業の内容

I.2025年度基本方針

  • A次代の市民活動の担い手育成を重視する。
  • B地域で他団体・組織との連携の観点を重視する。
  • 上記ABの一方、もしくは両方をふまえた申請内容にしてください。

      

    II.対象分野

    活動分野に制限はありません。

       

    III.限度額等

    1事業について事業費総額の4分の3以内かつ、金50万円を上限とします。(但し千円単位)助成総額は200万円までを予定しています。


    IV.対象期間

    2025年11月1日から2026年10月31日まで1年間における事業を対象とします。


    V. 選考優先事項

    助成先選考にあたっては、上記基本方針をふまえ、かつ市民社会の確立・存続にふさわしい草の根性、開拓性・先駆性、団体としての継続性があると考えられるものを、優先します。


    VI.対象経費

    給料・手当(人件費)、福利厚生費、会議費、旅費交通費、通信運搬費、物品購入費、消耗什器備品費、消耗品費(事務用品費)、修繕工事費、印刷製本費、燃料費、光熱水費、地代家賃(賃借料)、保険料、諸謝金(謝礼金) ※交際費は対象外です。

     

    VII.応募書類

  • 助成金支給申請書 :当基金所定の用紙に記入して下さい。
  • 団体概要書 :当基金所定の用紙に記入して下さい。
  • 事業計画書:当基金所定の用紙に記入して下さい。
  • 事業収支予算書 :当基金所定の様式に従って作成、調達方法・積算根拠を明確に記入して下さい。
  • 添付書類
    • ア)団体の定款または規約、及び役員名簿
    • イ) 団体の活動の写真または団体の事業を紹介するパンフ・チラシ・新聞等の記事(無い場合は結構です。)
    • ウ)前年度の決算書類及び今年度の予算書(団体設立後、最初の決算を終えていない場合は予算書のみで結構です。)
    • ※助成金を使用して10万円以上の物品の購入や修繕工事等に充てる場合は見積書等を添付して下さい。

    4.アイデア募集(顕彰)事業の内容

    I.課題解決アイデア(提案・提言)とは

    分野の限定はありませんが、あくまで市民レベルで実現可能性のある災害復興に役立つアイデアや必要な行政の仕組みについてのアイデア(提案・提言)であることを条件とします。

    わかりやすいものを以下に例示します。

  • 災害支援と直接関係のない活動をしているが、その実践や得た知見は復興にも活かせるのではないか。活かせることができれば、こんなことが解決するのでは、と思われるもの。これまで実践してきた内容そのものではなく復興に活かす事が出来ると思われる活動。
  •     
  • 実際に被災地で支援を経験して、上手く出来たもの。および、こうすれば、より上手く出来ると気づいたもの。
  •     
  • 支援の経験はしていないが、災害が起ったらこんなことに困るだろうから、こんな準備をしておきたいと考えるもの。
  •     
  • 必要な行政の仕組みについては、この時にこのような行政の支援が必要だといったアイデア(提案・提言)でも構いません。

  • ※事業助成申請ではありません。


    II.対象分野

    活動分野に限定はありません。



    III.賞

    入賞提案賞金10万円/件  総額は30万円を予定しています。



    IV.評価のポイント

    社会課題にマッチしていて、先駆性、共有、展開の容易さ、被災者への効果(エンパワー、いやし)を基本として行われます。

       

    V. アイデア(提案・提言)のブラッシュアップのためのワークショップ

    受賞したアイデア(提案・提言)を、共に議論し意見を形成するワークショップ(対面もしくはオンライン)を当基金主催により実施します。アドバイザーをお呼びするとともに、多様な視点を取り入れるため、誰でも参加できるような場とします。

       

    VI.応募書類

    提案(概要、必要条件、効果)をA4 3枚程度にまとめて下さい。(形式は任意)
    団体の場合は、定款(規約)と団体パンフレットまたはチラシもご提出ください。

    5.申し込み方法

    助成事業、アイデア募集(顕彰)事業ともにしみん基金・KOBE事務局までメールもしくは郵送でご提出ください。
    助成・アイデア募集(顕彰)事業のしおりはこちらからダウンロード可能です。

    助成申請書式のご請求や、助成・アイデア募集(顕彰)事業に関するお問い合わせ、申請書の記入についてのご相談も、同じく、当事務局までご連絡いただければ対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
    個別相談会を開催しますので、ご活用ください。 詳しくはこちら

    <お問い合わせ・資料請求・提出先>

    認定NPO法人 しみん基金・KOBE
    〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23-605 地図はこちら
    TEL:078-230-9774
    FAX:078-230-9786

    <申し込み受付期間>

    2025年8月4日(月)~2025年9月26日(金)18時まで(郵送は26日必着)

    • 郵送、電子メール(PDFのみ)または持参にて受付します。(FAXでの提出は不可
    • 持参される場合は事前にお電話の上、平日の10時~18時の間にお願いします。土・日・祝日は受付できません。

    6.選考の方法

    ◆助成事業

    受付終了後、応募多数の場合は、当基金理事会にて書類審査を行います。その後、書類審査を通過した案件につきましては、選考の参考とするために活動現場に当基金の理事がお伺いしてヒアリングを行います。(10月下旬頃) 最後に、申請団体のプレゼンテーションによる公開審査会で、第三者の審査員による厳正かつ公平な選考を行います。その結果を尊重して当基金理事会にて助成先及び助成金額を決定します。

    • なお、公開審査会は2025年11月28日(金) 13:30~17:00ごろを予定しております。
      詳細につきましては後日ご連絡させていただきます。
      (後日、当ページ内にも掲載します)


       

    ◆アイデア募集(顕彰)事業

    書類審査のみです。

    7.選考結果の通知

    助成事業・アイデア募集(顕彰)事業で、助成・入賞が決定された案件に対しては、12月上旬までに書面もしくはメールにて通知致します。

    • ※応募多数で書類審査がある場合は、その結果を10月下旬までに書面にて通知いたします。
    • ※通過不通過の理由に関するお問い合わせには応じかねますので、ご了承下さい。
      

    8.助成金・賞金の交付

    ◆助成事業

    助成が決定した団体に対しては項目7.の選考結果通知と同封にて所定の手続書類を郵送致します。当基金との「助成金交付に関する覚書」(以下、「覚書」)締結等の手続きが完了次第、銀行振込みにて助成金を交付致します。

       

    ◆アイデア募集(顕彰)事業

    12月に贈呈式を実施し、その後銀行振り込みにて交付します。

       

    9. 事業成果の報告(助成事業のみ)

    当基金の助成を受けた団体は、助成対象事業完了後、速やかに所定の様式により事業報告書を提出していただきます。(提出期限:2026年11月末日) あわせて、「事業成果報告会」(2026年12月頃開催予定)にて、助成事業の成果報告をしていただきます。

    • ※申請案件が全く実施されていないこと、途中で中止されたこと、また助成金の使途が申請案件以外であったり不明であることが判明した場合には、「覚書」に従って助成金の返還をお願いすることになりますので、あらかじめご了承下さい。
       
          
    • ※顕彰事業に関しては報告の義務はありませんが、4.アイデア募集(顕彰)事業の内容Ⅴにある、ブラッシュアップのためのオンラインワークショップへの出席をお願いします。

    10.ダウンロード

    助成およびアイデア募集(顕彰)事業のしおり、及び所定の申請書式は、下記からダウンロード可能です。
    必要な形式をクリックし、ご自分のパソコン内に保存してからご利用下さい。助成及びアイデア募集(顕彰)事業のしおりには必ず目を通してください。

    • ※印刷の際には、記入した内容がページ内に全て収まっているか、抜け落ちがないか、よくご確認の上、ご提出下さい。書ききれない場合は別紙にご記入下さい。
    個別ダウンロード 一括ダウンロード


    助成事業申込みのしおり(PDF)助成・アイデア募集(顕彰)事業のしおり(PDF、1581KB)

    助成事業申請資料一式(ZIP形式、2376KB)申請資料一式(ZIP形式、2376KB)
    ※Word形式が入ってます


    助成事業申請書・書式1~4(PDF)助成事業申請書・書式1~4のみ(PDF、198KB)
    助成事業申請書・書式1~4(Word)助成事業申請書・書式1~4のみ(Word、88KB)


    記入の際の注意事項(PDF)記入の際の注意事項(PDF、636KB)
    申請書記入例(PDF)申請書記入例(PDF、295KB)

    ダウンロードできない場合やご不明な場合は、送付いたしますので、当基金事務局までご連絡下さい。
    記入方法や利用方法についてのご質問も、お気軽に当基金事務局までご連絡下さい。
    なお、万が一、ご利用の上で不具合が発生した場合の責任は負いかねますのでご了承下さい。

    アドビシステムズ社のサイトを開きます PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。 お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイトより無償でダウンロードできます。

    11.個別相談会について(オンライン/オフライン)

    個別相談会:8月4日(月)~9月24日(水)月~金曜日 10時~18時(事前予約要、18時以降をご希望の場合はご相談ください。)

    個別相談会は、原則として、月~金曜日の10:00~18:00の間で、1団体あたり1時間程度、事前予約を優先して、個別のご相談を受け付けします。オンライン、もしくは、対面にて行います。
    特に、初めて申請される団体につきましては、個別相談を受けることをお薦めします。

    ご連絡は、しみん基金こうべ事務局まで TEL:078-230-9774

    12.公開審査会について(助成事業のみ)

    しみん基金こうべ助成事業の特徴のひとつが、申請団体による公開プレゼンテーションで審査を行い、助成先を決めることにあります。
    今回の公開審査会は、2025年11月28日(金) 13:30~17:00ごろを予定しております。後日、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

    13.結果

    2023年度の助成決定団体については、2023年度 審査会報告をご覧ください。

    2023年度 審査会報告

      

    2024年度のアイデア募集(顕彰)事業については、ブラッシュアップワークショップ報告をご覧ください。

    被災地を支える人材活用を考えるワークショップ

       

    被災地での課題解決アイデアを考える第2弾

      

    14.報告書書式(2025年度助成事業用)

    助成事業実施後に提出いただく報告書の書式(2025年度助成事業用)です。(Word形式)
    下記リンクを右クリックし、「対象をファイルに保存」や「名前をつけてリンク先を保存」などを選択してください。
    必ずご自分のパソコンのマイドキュメント内などに保存してから記入してください。

    また、これらと併せて、下記のものもご提出ください。
    (詳細は、提出書類についての配布資料を参照。)

    ・総事業費分の領収書(コピー)
    ・通帳のコピー
    ・開催事業の資料
    ・開催事業の様子がわかる写真

    ご不明な点などございましたら、当基金事務局(tel:078-230-9774)までご連絡ください。

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