しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
2023年度助成事業
2023年10月30日(月)、こうべまちづくり会館で、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。
応募総数は35件(一般枠:33件、特定枠2件)、9・10月の理事会・ヒアリングにおいて審査の結果、一般枠15の団体の方々にプレゼンテーションを行って頂くことになりました。審査の結果、下記の7団体の事業に(一般枠:6団体2,000,000円、特定枠:1団体250,000円)合計2,250,000円を助成することが決まりました。
また、黒田裕子賞の第7回目は災害ボランティアが活動するための、被災地までの交通費および宿泊費の割引を、国の支援で実現するべく要望書を提出し続けている全国災害ボランティア支援機構に贈呈しました。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
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事業名 | |||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
一 般 枠 |
1 | (特活)全国夜間中学ネット | 神戸市須磨区 |
学習支援塾 みんラボ 長田・甲南 | |||
経済的理由により塾に通うことができない中学生を対象に週3 回18:00~20:00 に 学習指導を東灘区と長田区とで実施 | |||
2 | (特活)ミャンマーKOBE | 神戸市長田区 | |
急増するミャンマー人への支援強化と、自らの課題解決 活動の支援 | |||
激増する留学生等に対する緊急避難的な支援活動を実施するためのボランティア育成、拠点整備の実現と、当事者組織の育成のきっかけづくりを行う。 | |||
3 | 任意団体「たらぶ」準備会 | 神戸市東灘区 | |
孤独・孤立対策支援活動事業―ひきこもり(特に 8050 問題、就職氷河期世代など喫緊の課題に対処するため)に特化したプラットフォームを基盤とした伴走型支援活動― | |||
ひきこもり支援のプラットフォームとして専門的な個人、団体との連携、協力を構築し、 ひきこもり支援を伴走型で活動をしてゆく。周知活動、広報を徹底してゆく。 | |||
4 | 面会交流支援センターピロティ | 神戸市中央区 | |
子どもの利益となる面会交流等の支援事業 | |||
当事者だけでは面会交流を実施することが困難である親子が、安心感を持って面会交流を行う支援ための支援事業を行う。子どもが別居親と触れ合うことで自己肯定感を高めることを目的としている。 | 5 | 多文化共生センターひょうご | 神戸市東灘区 |
多文化・多世代の顔がみえるまちづくり | |||
近年、地域団体より外国人住民との交流を深めて相互理解を促したいとの声があり、地域行事への参加要請が増えてきている。一部の支援者でなく、地域全体で多文化を考える地域文化の醸成を目指す。 | 6 | 「まちの本屋」上映実行委員会 | 芦屋市< |
ドキュメンタリー映画「まちの本屋」上映会等の実施 | |||
映画の鑑賞をきっかけに、人と人とのつながりや、仕事や人生に対する姿勢を振り返るきっかけとなり、子どもの職業体験の機会や地域の中での居場所が確保される状態を目指す。 | 特 定 枠 |
7 | あすパ・ユース震災語り部隊 | 神戸市灘区 |
灘区成徳地区における、若者による震災の伝承活動 | |||
成徳地区の住民から震災の話を聞き、当時の経験や教訓を掘り起こす。聞いた話をもとに若者が語り部を行うことで、経験や教訓を語り継ぎ、南海トラフ地震等の甚大な災害に教訓を活かすことができる。 また多世代交流の場づくりを行う |
審査員(順不同・敬称略)
- 津久井 進
- 弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所 = 審査員長
- 森﨑 清登
- 近畿タクシー株式会社
- 岸 桂子
- 毎日新聞
- 相川 康子
- (特活)NPO政策研究所
- 本荘 雄一
- 兵庫県立大学
- 觜本 郁
- あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
- 山田 剛司
- (社福)えんぴつの家
- 辻 幸志
- (特活)こうべユースネット
- 岡野 亜紀子
- (公財)神戸市民文化振興財団ほか
- 藤本 真里
- 兵庫県立大学自然・環境科学研究所
昨年度までの助成事業の実績
しみん基金・KOBE特別賞
「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果「一般社団法人パートナーズ」と決定いたしました。
黒田裕子賞
「第6回黒田裕子賞」は、黒田裕子さんの意思を引き継ぎ、その実績や功績に見合った活動を行っている団体又は個人への表彰を公開審査会と同時に行い、「全国災害ボランティア支援機構」に贈呈いたしました。