しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
平成28年度助成事業
2016年10月28日(金)、神戸市青少年会館にて、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。
応募総数は26件(一般枠:24件、特定枠2件)、9月の理事会において書類審査の結果、16の団体の方々にプレゼンテーションを行って頂くことになりました。そして、その各団体の活動場所を訪ねるヒアリング調査を経て公開審査会を行い、審査の結果、下記の8団体の事業に(一般枠:7団体1,998,000円、特定枠:1団体250,000円)合計2,248,000円を助成することが決まりました。
今年は特定枠を東北の被災地に限らず、熊本なども含め、大規模災害の被災地域としましたが、上限・総額とも減らしたこともあり、応募は2件のみでした。特定枠を設定した2011年から6年目となり、寄付額は減少しています。災害支援の助成枠を、今後どのように続けていくか、検討が必要です。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
---|---|---|---|
事業名 | 助成金額 | ||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
一 般 枠 |
1 | シルバーカレッジ里山花実の森プロジェクト | 神戸市北区 |
環境学習「カブトムシの棲み家づくりから成虫までの観察体験」 | 220,000 | ||
シルバーカレッジ新卒者の継続的確保を実現していくことで、都市部の小学校における自然環境体験の教育を支援する。 | |||
2 | 舞子坂ふーみん | 神戸市垂水区 | |
空き家利用の居場所~家庭料理と誰でも参加のカルチャー教室~ | 300,000 | ||
高齢者・障害者を含めた住民への昼食・喫茶・映画会・季節行事などの住民交流事業・ミニカルチャー事業・生活サポート事業を行うことで、安心して暮らせる地域づくりを目指す。 | |||
3 | 日韓学生会議 | 兵庫県西宮市 | |
第57回日韓学生会議 | 260,000 | ||
日韓学生会議に参加意欲を持つ学生に対して費用の支援を行うことで、日韓国際交流の促進を図る。 | |||
4 | (特活)そらしど | 神戸市北区 | |
障がい理解のための出張公演プログラム開発と障がい児保護者への子育て支援事業 | 360,000 | ||
障がい児の保護者が抱える悩み(障がいについて知らない・どうすればいいか分からない・周りから分かってもらえない・親亡き後どうなるのか)の解消に向けて、出張公演プログラム開発や保護者間のネットワーク作りを支援する。 | 5 | 兵庫県喉摘障害者福祉協会 神鈴会 | 兵庫県高砂市 |
喉摘者の代用音声発声指導員の養成研修 | 160,000 | ||
代用音声発声指導員を養成・確保することで、喉摘者の代用音声発生の実現を支援する。 | 6 | ガリレオクラブインターナショナル | 神戸市中央区 |
入院児や障がい児と一緒に万華鏡でニコニコプロジェクト | 200,000 | ||
入院児や障がい児に作る楽しみや達成感、若い人達との交流を楽しんでもらうことを実現する為に、大学生のボランティアを募り病院や施設に出向いて万華鏡作りを行う。 | 7 | (一社)new-look | 兵庫県西宮市 |
夜の街の若者へ『夜回り』から『学び直し』のきっかけを届ける事業 | 300,000 | ||
夜の街の若者や高卒中退者が抱える背景は社会問題そのものであり、彼らに対する相談窓口事業と高卒認定説明会を行うことで成長を支援する。 | 特 定 枠 |
8 | どろんこキャラバン☆たんば | 兵庫県丹波市 |
どろんこキャラバンたんば☆サマーキャンプ2017 | 250,000 | ||
放射線被ばくの心配がない丹波で、福島の子どもたちに伸び伸びとしたキャンプ生活を味わってもらう。 |
審査員(順不同・敬称略)
- 森﨑 清登
- 近畿タクシー株式会社 = 審査員長
- 觜本 郁
- あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
- 山田 剛司
- (社福)えんぴつの家
- 佐竹 義浩
- 毎日新聞神戸支局
- 辻 幸志
- こうべユースネット
- 岡野 亜紀子
- 神戸市立灘区民ホール
- 石田 祐
- 宮城大学事業構想部
昨年度までの助成事業の実績
しみん基金・KOBE特別賞
「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果
ミュージック・アトリエ「エコー」(神戸市灘区)に贈呈することに決定いたしました。