しみん基金・KOBE | 助成事業の実績助成事業の実績

平成26年度助成事業

2014年10月29日(水)、神戸市生涯学習センター(コミスタ神戸)にて、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。

応募総数は52件(一般枠:46件(うち1件辞退)、特定枠6件)、9月の理事会において書類審査の結果、18の団体の方々にプレゼンテーションをおこなって頂くことになりました。そして、その各団体の活動場所を訪ねるヒアリング調査を経て公開審査会を行い、審査の結果、下記の9団体の事業に(一般枠:6団体1,684,000円、特定枠:3団体900,000円)合計2,584,000円を助成することが決まりました。

プレゼンが初めての団体もいくつかあり、審査員から「プレゼンは活動の説明ではなくてアピール。何をしたいのか何にお金がいるのかをはっきりと。」という注文もありましたが、多くの団体が一堂に会する場として、様々な出会いがあり、審査員長からは「このような場では化学変化がおこる。この場のつながりをいかしてほしい」とのコメントがありました。

助成決定団体とその事業



団体名 所在地
事業名 助成金額
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足)


1 (特活)はちどり人権塾 兵庫県明石市
「みんなで作る人権かるた」作成事業 220,000
「明るく楽しい人権学習」推進のため、句を募集した人権かるたを作成し、人権学習が、特別な難しいことではなく、心や生き方が豊かになる素晴らしいものであることを市民目線で伝えていく。
2 東灘こどもカフェ 神戸市東灘区
新しいふるさと(淡路島)との居場所交流事業 300,000
淡路島に東灘子どもカフェのブランチを作り、地域の団体と交流を深め、エコツーリズムを実施し、新しいふるさとづくりをめざす。また淡路の食材を委託販売し、こもれどの食事にも利用する。
3 神戸・子どもと教育ネットワーク 神戸市中央区
「いのちをつなぐイベント」in神戸~神戸大空襲を風化させないために 300,000
戦後69年の今「神戸大空襲」を経た経験を知ることで、今を生きる自分たちの「命」の重みを自覚し、市の大切さを次世代につなぐため、語り部さんの話を聞くなどのイベントを実施する。
4 (特活)元気ファーマーいながわ 兵庫県川辺郡猪名川町
野菜づくり講座の開設 214,000
猪名川町の新興住宅街で、「生きがいづくり」と「耕作放棄地の減少」をめざし、農園運営を行い、農業経験の乏しい団塊世代の方々が、農業を行うために必要な知識を学ぶ講座を開講することで、耕作放棄地の活用増強を図る。
5 西区聴力言語障害者福祉協会 神戸市西区
西区聴覚障害者災害対策委員会運営事業 150,000
聴覚障害者の実情を理解してもらい、災害時の情報伝達について聞こえない人がいることを常に意識して視覚的にわかる方法で災害情報を発信してもらえるよう、学習会の開催、連絡体制の構築、災害退避マップやマニュアルの更新などを行う。
6 (特活)女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ 神戸市長田区
ひとり親家庭小中学生への学習支援とボランティア養成事業 500,000
DV被害者の子ども達への学習支援を行う。また支援する側の大学生は、このような状況とは無縁の場合が多いため、貧困やDV虐待などについて学びの機会を作り、ボランティア養成を行う。


7 福島ハーメルン・プロジェクトジョイントチーム 兵庫県西宮市
福島の子どもたちに夢と元気を!ワクワク淡路島発見キャンプ 300,000
子どもたちを放射能被爆から守るため、福島および県外退避者を淡路島に招待して、一時保養キャンプ、東神戸診療所での検査及び健康相談を行う。また淡路島で作った無農薬、有機野菜を福島に送ったり、各種イベントで周知活動を行う。
8 神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト 神戸市灘区
神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト 300,000
被災地への継続した訪問を続けることで、コミュニティ構築を支援し、被災者の自立を促す。またこうした経験を通じて、助け合い社会を担う人材が育成される。
9 トモニプロジェクト 神戸市灘区
神戸と東北を結ぶ・防災女性学習会 300,000
復興計画策定や復興の街づくりなどの意思決定の場に女性の参画が少なく、女性の声が十分に反映されていない現状があるため、防災女性学習会や、成果報告会、震災記録写真展を開催する。

審査員(順不同・敬称略)

 
森﨑 清登
近畿タクシー株式会社 =審査員長
中島 淳
神戸芝居カーニバル実行委員会
清水 勲夫 
(一財)野外活動協会
藤井 英映 
兵庫県産業労働部
相川 康子
(特活)NPO政策研究所
河口 紅
(特活)さんぴぃす
觜本 郁
あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
津久井 進
弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所
山田 剛司
(社福)えんぴつの家
湯谷 茂樹
毎日新聞神戸支局

昨年度までの助成事業の実績

     
  1. 平成25年度
  2. 平成24年度
  3. 平成23年度
  4. 平成22年度
  5. 平成21年度
  6. 平成20年度
  7. 平成19年度
  8. 平成18年度
  9. 平成15年度
  10. 平成14年度
  11. 平成13年度
  12. 平成12年度(2回目)
  13. 平成12年度(1回目)
  14. 平成11年度

しみん基金・KOBE特別賞

「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果
(特活)Oneself(神戸市西区)に贈呈することに決定いたしました。
  また、今年度に限り、黒田さんの遺志を継いで災害復興公営住宅のコミュニティ支援を続けていることを評価し、黒田裕子特別賞として、灘地域活動センターに贈呈することに決定いたしました。

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