しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
平成27年度助成事業
2015年10月30日(金)、神戸市生涯学習センター(コミスタ神戸)にて、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。
応募総数は43件(一般枠:36件、特定枠7件)、9月の理事会において書類審査の結果、19の団体の方々にプレゼンテーションを行って頂くことになりました。そして、その各団体の活動場所を訪ねるヒアリング調査を経て公開審査会を行い、審査の結果、下記の8団体の事業に(一般枠:4団体2,000,000円、特定枠:4団体1,000,000円)合計3,000,000円を助成することが決まりました。
最後の講評では、審査員から「当事者団体が頑張っていた。当事者が元気になろうと立ち上がることが本来ではないだろうか。この場で各団体の関係性がつながっていけばいい。」「一般枠は、今日来られている団体の活動が統合できればいいのでは。」といった意見が出されました。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
---|---|---|---|
事業名 | 助成金額 | ||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
一 般 枠 |
1 | 自立センターリングリング | 神戸市兵庫区 |
障害者の地域生活を支えるためのエンパワメント事業 | 500,000 | ||
ピアカウンセリング事業や自立生活プログラム、障害者リーダー育成講座、イベントなどを行うことで、障害者も健常者も共に地域で暮らしていくことを目指す。 | |||
2 | FOP明石 | 兵庫県明石市 | |
難病と闘う患者とその家族との交流会 | 500,000 | ||
全国のFOPを中心とした難病患者及び患者家族の交流会と、京都大学教授等研究者との意見交換会を実施する。 | |||
3 | (特活)Pease&Nature | 神戸市中央区 | |
International Nature School 2015バイリンガルで学ぶ環境プログラムの制作と普及事業 | 500,000 | ||
バイリンガルの環境プログラムを制作し、コミュニケーション能力のあるグリーンリーダーを育成する。 | |||
4 | (特活)兵庫県子ども文化振興協会 | 神戸市中央区 | |
ホッとアートプレゼント事業 | 500,000 | ||
兵庫県内の病院の小児科病棟で、長期入院の子どもたちを対象に、人形劇やパントマイムなどプロの公演を行う。 | 特 定 枠 |
5 | (特活)しゃらく | 神戸市須磨区 |
東日本大震災復興支援「古民家再生バスツアー」事業 | 300,000 | ||
石巻市の古民家再生のためのボランティアを神戸から送るツアーおよび参加者の交流会を実施する。 | 6 | 東日本大震災避難者の会Thanks&Dream | 兵庫県尼崎市 |
東日本大震災における避難者の現況を伝え続け、その経験を今後の防災、減災、災害時における人権擁護の観点から教訓として活かしていく活動 | 300,000 | ||
避難当事者によるブース隊、おはなし隊、音楽隊などを実施し、伝える手法を新たに考案する。 | 7 | 避難者と共に歩む神戸の会 | 神戸市長田区 |
避難者グループの自主活動の後方支援 | 300,000 | ||
神戸に避難してきた母親たちのグループ「べこっこMaMa」の事務局業務を行う。 | 8 | アトリエ太陽の子 | 神戸市東灘区 |
絵画を通じた東北支援活動招福干支の色紙絵を描こう会 | 100,000 | ||
被災地、集会所などでの「第四回招福干支の色紙絵を描こう会の実施および、神戸・気仙沼復興会議を実施する。 |
審査員(順不同・敬称略)
- 森﨑 清登
- 近畿タクシー株式会社 =審査員長
- 中島 淳
- 神戸芝居カーニバル実行委員会
- 清水 勲夫
- (一財)野外活動協会
- 相川 康子
- (特活)NPO政策研究所
- 河口 紅
- (特活)さんぴぃす
- 觜本 郁
- あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
- 津久井 進
- 弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所
- 山田 剛司
- (社福)えんぴつの家
- 土居 和弘
- 毎日新聞神戸支局
昨年度までの助成事業の実績
しみん基金・KOBE特別賞
「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果
居空間RoCoCo(神戸市灘区)に贈呈することに決定いたしました。