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【23年度しみん基金助成団体】トモニプロジェクト「神戸と東北をつなぐ 復興ひろば2012」

2012年3月4日(日)、神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小学校)で開催された
「神戸と東北をつなぐ・復興ひろば2012」へ行ってきました。





このイベントは、当基金が助成した「トモニプロジェクト」さんをはじめとした各団体が、実行
委員会形式で開催されたものです。

「トモニプロジェクト」さんは、気仙沼復興商店街「南町紫市場」の支援をされていまして、
第一部では、そこからゲストをお招きして、震災からの復興の道のりについてお話をお伺
いしました。

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17年前のKOBEでもそうだった思うのですが、本当の意味での復興には長い時間が必
要になってくると思われますので、30代や40代の商店主の活躍がポイントになってくると
いうことが、私には一番印象に残りました。

休憩時間に、神戸に避難してきている東北のママさんグループ「べこっこMaMa」が、神
戸の人気ケーキショップ「美侑」さんとコラボしてつくられた「べこっこロール」を頂きました。

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第二部では、演劇「アメはとけてもウマい―ボクらの避難所奮闘記」が初上演されました。
宮城県南三陸町の避難所をモデルに、劇作家の馬場さくらさんが現地で取材した事実
に基づいて書き下ろされた作品だそうです。不登校だった女子高生が、震災後のひとりで
いることができない避難所生活で変容していく姿が描かれています。

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普段あまり演劇を見ることはないのですが、終演後どのように表現すればよいのか分か
らない後味が残りました。
おそらく、あまりマスコミでは取り上げられることはないだろう避難所での日常の中に、こ
こで描かれているような「支援する側」と「支援される側」の微妙な想いのずれが起こって
いるのだろう、と思います。 「支援」ということばで陥りがちな罠に気付かされる良い作
品だったと思います。









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