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「みんなの家」の活動の様子を見学してきました。

 みんなの家は代表の寺谷さんとご姉妹の金山さんの空き家となったご実家を開放して様々な活動を行われています。毎週火曜、木曜には、学童保育後の時間に、ひとり親家庭の子どもたちを預かり、その後には子どもたちだけでなく、保護者の方も交えて一緒に食事をされる「おにぎり会」という活動をしています。実際におにぎり会に参加している保護者の方にお話を伺ったところ、普段は見せない子どもたちの様子が聞くことができたり、様々な話や相談ができる場であるとのことでした。

 また、隔週で火曜に書道の先生をお招きして書道教室を、毎週土曜日には中学、高校生を対象に英語教室を行っています。今回は書道の様子も見学させていただきました。
書道教室では子どもたちだけでなく障がい者や高齢者の方も参加しており、みなさん生き生きと楽しそうに書道に励んでおられました。

 みんなの家は活動の場が安定して確保されており、また寺谷さん、金山さんの口コミで様々な人が集まるという魅力があります。新しい活動も積極的に考案されていて、社会の多様な層の人々が集う場となる可能性を感じました。

 しかし、現状ではボランティアの不足や、事務力や情報発信力が十分でない点が課題としてあるようです。現在、活動の中心メンバーは40、50代の女性で、福祉関係の資格を持つ方々もいらっしゃるそうです。一方で、PCの操作に関しては苦手な方が多いようです。事務や広報を行うためにはITスキルを持った方などさまざまな担い手の協力も必要であり、これからの活動の継続、拡大において重要な課題であるように感じます。これら課題解決に取り組み、考案中の活動の種を芽生えさせることができるのか今後も注目したい団体でした。

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