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リーフグリーンを訪問してー子育て世代が安心して働ける職場づくり

2018年6月7日(木)、たかとりコミュニティセンター内にあるリーフグリーンを訪問しました。

リーフグリーンは介護保険制度による訪問介護や障害者総合支援法による福祉サービスのほか、有償ボランティアが行なう各種サービス等の事業を提供するNPOです。
助成対象は「事業所内保育」で、責任者の齋藤智恵さんにお話をうかがいました。

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現在の利用者は3・2・1歳児の3人と、祝日や夏休みなどの長期休暇に小学校や幼稚園に通うきょうだい2人が加わり、合わせて5人です。この日は1歳と2歳の女の子が来ていました。登録ヘルパーさんが仕事をする間ここで預かります。

保育スペースは事務所とガラス越しにつながっていて、常にお互いの様子を身近に感じながら過ごしています。スタッフのみなさんは入れかわり立ちかわり保育室に寄って声をかけていきます。子どもたちも膝に乗ったり一緒に遊んだりとすっかり慣れた様子です。

隣の喫茶室でリーフグリーンが開いているふれあいサロンの参加者とも顔見知りで、ボランティアの男性が吹くハーモニカに合わせて歌を歌いました。男性はリクエストに応えるために子どもの好きな曲を練習されているそうです。

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リーフグリーンが事業所内保育を始めた理由は、NPOの立ち上げから時間がたち高齢化してきたスタッフやヘルパーの若返りと、ママたちが子育てをしながら安心して働ける環境づくりです。「職保接近」の安心感と利便性がよいところで、アットホームな雰囲気だけでなく保育士さんとの協力体制もできており、保育士さんが子どものトイレにつき添っている間はスタッフが部屋にいる子どもを見たり、近くの公園に遊びに行くときも一緒について行きます。

一方で保育士の人件費を賄うためには子どもの数を今より増やすことが必要ですが、苦心されています。募集チラシは児童館などの施設に置いたりママの集まるイベントで配ったりしていますが、いちばん反応があったのはフェイスブックだそうです。現在保育事業単独では持ち出しになるので、助成金はとても役に立っているとのことでした。

この保育事業が軌道に乗ることで若い世代がリーフグリーンの活動をしっかりと引き継つぎ、誰もが暮らしやすい地域づくりに今後も貢献されることを期待して事務所をあとにしました。



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