しみん基金・KOBE | 助成事業の実績
平成30年度助成事業
2018年10月23日(火)、神戸市青少年会館にて、しみん基金こうべ助成事業の公開審査会が行われ、下記のとおり助成先を決定いたしました。
応募総数は22件(一般枠:20件、特定枠2件)、9月の理事会において書類審査の結果、一般枠11の団体の方々にプレゼンテーションを行って頂くことになりました。特定枠は応募が2団体のみだったためプレゼンテーションはなしになりました。そして、その各団体の活動場所を訪ねるヒアリング調査を経て公開審査会を行い、審査の結果、下記の8団体の事業に(一般枠:6団体2,000,000円、特定枠:2団体450,000円)合計2,450,000円を助成することが決まりました。
また、黒田裕子賞の第2回目は災害看護の分野で黒田さんの精神を語り継いでいる酒井明子さんに贈呈しました。
助成決定団体とその事業
区 分 |
番 号 |
団体名 | 所在地 |
---|---|---|---|
事業名 | 助成金額 | ||
事業の目的・社会的必要性(申請書類より抜粋、一部補足) | |||
一 般 枠 |
1 | (特活)なごみ | 西宮市 |
地域情報掲示板アプリ「ためまっぷ」普及・検証プロジェクト事業 | 350,000 | ||
ためまっぷというアプリを活用し、地域の情報の伝達課題を解決するための試行実施・検証・分析を行う。 | |||
2 | (特活)支援の会ひまわり | 西宮市 | |
透析患者 送迎見守り事業 | 500,000 | ||
透析患者の通院支援と院内での見守り活動を行う。 | |||
3 | 音楽療法士グループ りんでんばうむ | 加古川市 | |
はーとふる ミュージックセラピー コンサート | 390,000 | ||
市内の障害者団体や学校に呼びかけ、音楽療法体験としてのミュージックセラピーコンサートを実施する。 | |||
4 | (特活)友之会 | 神戸市東灘区 | |
野菜の生産・販売を通して、生きがい就労支援事業 | 120,000 | ||
野菜の生産をする高齢者や、販売をする就労支援者の生きがいとなる活動を支援する。また一般市民や就労支援者が収穫体験を行えるようコーディネートしたり、市内でのイベントに参加し販促を行う。 | 5 | (特活)ホザナ・ハウス | 神戸市灘区 |
少女の居場所づくり | 500,000 | ||
行き場を失った少女に食事や寝る場所を提供し、居場所をつくるシェルター活動を行う。またSOSカードを作成し少女の立ち寄り場所などに置くなどPR活動を行う。 | 6 | (特活)そらしど | 神戸市北区 |
医療的ケア児家族支援研究の報告会講演会開催と支援しつながる交流会開催 | 140,000 | ||
医療的ケア児家族を対象としたニーズ調査実施とその報告書作成、ならびにその報告会と講演会を開催する。また調査対象とした家族で勉強会を実施する。 | 特 定 枠 |
7 | 神戸・心絆 | 西宮市 | 阪神淡路大震災・東日本大震災追悼竹灯籠 | 200,000 | 神戸での1.17、宮城県での3.11追悼行事を行う。また宮城県では、お盆にも追儀式を行う。 | 8 | ガリレオクラブインターナショナル | 神戸市中央区 |
僻地の被災地へのボランティア派遣プロジェクト・広島 | 250,000 | ||
7月豪雨の被災地で、マスコミも入れないような天応や安浦地区の現状を調べ報告書を作成する。また写真展も開催する。 |
審査員(順不同・敬称略)
- 津久井 進
- 弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所 = 審査員長
- 森﨑 清登
- 近畿タクシー株式会社
- 藤本 真里
- 兵庫県立大学自然・環境科学研究所
- 河口 紅
- (特活)さんぴぃす
- 觜本 郁
- あじさい基金、(特活)神戸の冬を支える会
- 脇田 顕辞
- 毎日新聞神戸支局
- 山田 剛司
- (社福)えんぴつの家
- 辻 幸志
- (特活)神戸ユースネット
- 本荘 雄一
- 兵庫県立大学
昨年度までの助成事業の実績
しみん基金・KOBE特別賞
「しみん基金・KOBE 特別賞」は、各年度の当基金助成事業に申請された団体で、惜しくも選考からもれた団体の中から1団体を当基金理事会にて審議した結果
30年度は該当なしと決定いたしました。
黒田裕子賞
「第2回黒田裕子賞」は、黒田裕子さんの意思を引き継ぎ、その実績や功績に見合った活動を行っている団体又は個人への表彰を公開審査会と同時に行い、
酒井明子さんに贈呈いたしました。