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東灘こどもカフェの活動を見学しました。

今回は、淡路島にあるこもれど淡路という交流施設に伺いました。ここは都会だけでなく、田舎にも生活の拠点を持ち、交流を促す取り組みの一つとして昨年の12月に東灘こどもカフェさんにより開設されました。立派な松や蔵のある庭つきの一軒家で、和室6室にキッチン、ロビーなどを安価で利用することができます。

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現在では、淡路島でのジャガイモの収穫には東灘からも多くの方が訪れて収穫作業をしたり、東灘で、淡路島の浄瑠璃の公演を行い、地域のNPOとの連携を進める等、人的、文化交流が進んでいるそうです。

 また、夏休みには100人以上の方が訪れる予定で島内外の交流がだんだん活発になってきているそうです。

淡路島には、毎年500人程度の移住者がいるものの、自然減や社会減がそれを上回り、年々人口が減少しているため、まちづくりの新たな取り組みが必要となってきているようです。一方、移住者は、新たな地で暮らしていく覚悟を決めてきた人たちのため、地域活動に積極的にかかわっている場合が多いようで、移住者等が集まり、島をどう良くしていくかを考える会議が各地で行われているそうです。

こもれどの林さんは「これからは、淡路島への移住相談などを行うNPO、あわじFANクラブとの連携によって、淡路島への移住支援を進めていく等、淡路島の玄関口としての役割や交流の拠点として、市民広場のように自然と人々が集まり、色んな活動が行われるような場になってほしい」言われていました。

 そういった場所を目指していることから、こもれど淡路として何か特別なことを行うのではなく、交流の場を提供するといったことを主な活動としていこうと考えておられます。

 今回、こもれど淡路での取り組みについてお話を伺い、これから全国的にも都市と田舎の交流を活性化させることで、移り住む人が増え、新たな地域活動が増える等、多くの変化が各地で生まれる可能性について、考えることができました。

 その先駆けとして、神戸と淡路で新たな循環が生まれ、他の地域の参考になることが期待されます。




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