- 2016年6月14日 13:48
- 助成団体の活動紹介
6月9日(木)、阪急六甲駅近くの「居空間RoCoCo(いくうかんロココ)」を訪問しました。
地域活動を担ってきた女性7人が、地域のボランティアの人たちと一緒にわいわい楽しい居場所作りをされています。
今回は、毎週木曜日に手作りで提供されている「ワンコインランチ」を頂きながら、代表の黒田龍子さんにお話を伺いました。


「居空間RoCoCo」では手作りでふるまうワンコインランチやケーキセットのほか、パステルで描くポストカード、パソコン教室、ウェルネスダーツ、お習字、シャンソン講座、眉メーク教室などのいろいろなイベントの「いきいきサロン」を開いています。さらに定期的なボランティア活動として「(がん患者さんのための)タオル帽子作り」も行っています。

「いきいきサロン」は会員制ですが、年間2000円で誰でも入会でき、現在の会員数は約140名。
会員は近所の人たちだけではなく、バスで通ってくる人や、最近引っ越してきて知り合いを求めて入会された人など、いろいろな人たちが会員として参加されているそうです。
昨年9月から活動場所を「神戸学生青年センター」内の道路に面したオープンな場所に移したので、興味をもって「ふらっと」立ち寄る通りがかりの人も増えたそうです。

RoCoCoさんの強みは、スタッフ7人の女性たちがもつポテンシャルが高いことで、民生や自治会役員など地域で培ってきた経験や人脈を活かして活動しておられます。こちらに限らず一般的にコミュニティカフェが成功するかどうかは、やはりコアメンバーの如何によると思われます。
月2回のスタッフ会議で「何をやるか」を話し合って決められていますが、最近の大きなテーマとして「男性や若い人のスタッフ、ボランティアを増やしたい」と希望されています。今まであまり巻き込めていなかった男性をいかに巻き込み、さらに男性自身が主体性を発揮する場の環境づくりを男性スタッフと共に進めていけるかどうかが今後の課題のように思われました。今後の活動に注目したいと思います。
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