- 2013年10月29日 12:09
- ご報告
2013年10月28日(月)13時から、コミスタ・こうべセミナー室にて、平成25年度みん基金こうべ助成事業の公開審査会を行い、別表のとおり助成先を決定いたしました。
この事業の実施にあたりましては、多くの方々の貴重なご寄付とご協力を賜りましたことに、改めまして心より御礼申し上げます。
当基金では、「市民主役の市民社会の形成」というミッションに共感頂いたひとりひとりの市民のご厚志の蓄積を基にして、10年以上にわたって地域の市民活動・ボランティア団体の事業に対して助成を行ってきした。
今年度の助成事業では、引き続き「次代の担い手の育成を重視する」という基本方針を掲げました。また、今回で3年目となる東日本大震災で被災した人々を支援するボランティア活動に助成する特定枠を設置しました。これには、「東日本大震災被災者支援ボランティア活動基金(ずっと・こころ・つなぐ基金)」へのご寄付と、ドキュメンタリー映画「禁じられた大地・フクシマ」の上映会&トークサロンへの参加者による募金が充当されています。
7月中旬に応募要項を公表し、7月22日から8月30日までの期間に申請受付を行いました。応募期間中に事前個別相談会(予約制)を実施して、のべ25団体の皆さんにご利用頂きました。最終的に応募総数は、58件(一般枠;47件、特定枠:11件)でした。
その後、9月18日の当基金理事会にて書類選考を行い、19団体(一般枠;12団体、特定枠;7団体)の方々に、公開審査会でプレゼンテーションを行っていただくことになりました。
そして、10月1日から10月10日にかけて、当基金の理事等が手分けして各団体の事務所や活動場所を訪ね、ヒアリング調査を実施いたしました。各審査員へは、申請書類とヒアリング調査結果報告を事前にお読み頂いた上で、公開審査会に臨んで頂きました。
公開審査会当日は、書類選考された18団体(1団体が欠席)の方々から、各々の助成を受けたい事業の社会的背景や目的、その内容・スケジュール、それによって期待される社会的成果を中心にプレゼンテーションを行って頂き、審査員との活発な質疑応答がありました。
すべてのプレゼンテーションが終わり、審査員による選考を公開投票形式で行い、下表の8団体(一般枠:5団体、特定枠;3団体)が助成先と決まりました。その後、同日の当基金理事会にて、公開審査会の結果を受けて、各団体の事業に対して合計2,990,000円(一般枠;1,500,000円、特定枠;1,490,000円)を助成することが承認されました。
平成25年度助成先団体一覧 H25jyoseidanntai-list.pdf

なお、「しみん基金KOBE特別賞」は、同じく当日の理事会にて審議しました結果、「アジア女性自立プロジェクト」に贈呈することになりました。
今年の公開審査会は、出席された審査員の講評の中でも何人かの方から言及されてたのですが、申請された事業が将来にわたって波及効果が見込めるものや申請事業の実現可能性が具体的であることが重視されたのが、特徴だったと思います。
今後も皆様方からのなお一層のご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。