【ご案内】ドキュメンタリー映画「with」・「うたごころ」上映会‐映画を観て被災地支援を！（2014年1月18日開催）

"震災を風化させない"　　東日本大震災から３年。阪神・淡路大震災から19年。

かつて未曾有の災害を経験した神戸でも、ふたつの震災の風化は、日に日に進んでいるのではないでしょうか？今なお困難を抱えながら生活される被災地の方々に想いを馳せ、いつか来る震災を生き抜く手がかりを、みなさまに五感で感じて頂く機会をお届けするために、震災を生き抜いた若き女性を描いた２つのドキュメンタリー映画「ｗｉｔｈ・・・若き女性美術作家生涯」と「うたごころ（2012年版）」（ともに榛葉健監督作品）の上映会を、2014年1月18日（土）に、神戸・長田で開催します。

チラシ　0118flyer.pdf　　

しみん基金・KOBEでは、この上映会の会場で「ずっと・こころ・つなぐ基金」（＊）への募金を呼びかけさせていただきます。　お預かりした募金は、毎年行うしみん基金・KOBE助成事業の中で、東日本大震災で被災した人々を支援する神戸・兵庫のボランティア活動への助成金として、活用させていただきます。映画を観て、被災地支援のための募金にご協力をお願いします。

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当日の午前中に上映する「ｗｉｔｈ・・・若き女性美術家の生涯」（2001年作）は、阪神・淡路大震災で被災された女性美術作家の佐野由美さん（神戸市長田区出身）の生涯を描いたドキュメンタリー作品です。

また、午後に上映する「うたごころ（2012版）」（2012年作）は、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を舞台に、ある女子高校生のひたむきに生きる姿と心の奥にある純粋さを描いた映画で、SNS上では全国で大きな反響を呼んでいます。

今回は両作品を制作された榛葉健監督に、各上映後に作品に込められた"いのちへの想い"について講演して頂きます。

両作品とも震災を生き抜く"いのち"のドキュメンタリー映画です。たくさんの方々にご覧いただき、「神戸は決して震災を忘れない」というメッセージを発信できればと思っています。

みなさまのご来場を心よりお待ちしています。

なお、この上映会は、「神戸と三陸を結ぶ映画会」実行委員会の主催によるものです。上記の会場で呼びかけさせていただく募金とは別に、当日の参加費による収益から経費を除いた金額は、実行委員会より「南三陸町災害復興寄付金」に寄付されます。

開催の概要と参加方法は、下記の通りです。詳細は、上記のチラシをご確認ください。

記

　◇開催日時　：　2014年1月18日（土）10：30ｰ15:30

　◇会　場　　　：　兵庫県立文化体育館（小ホール）　【定員：130名、先着順】

　　　　　　　　　　　神戸市長田区蓮池町１‐１　地図　　山陽電鉄「西代駅」徒歩1分

　◇プログラム ： （１）「with・・・若き女性美術作家の生涯」　（２）「うたごころ」2012年版

　　　　　　　　　　　10：00　開場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　12：45　開場

　　　　　　　　　　　10：30　上映　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　13：00　上映

　　　　　　　　　　　11：35　榛葉健監督講演　　　　　　　　　　　　　　15：00　榛葉健監督講演

　　　　　　　　　　　12：00　エンディング　　　　　　　　　　　　　　　　　15：30　エンディング

◇参加種別と参加費　：　（１）のみ、1,500円　　（２）のみ、2,000円　　（１）＋（２）では、3,000円

◇参加方法　：　こくちーずサイト　から申し込むか、

　　　　　　　　　　または、主催者あてにメールに下記を記載してご連絡ください。

　　　　　　　　　　　・参加者全員の方のご氏名とお住まいの市区町村名

　　　　　　　　　　　・参加種別　（１）　or　（２）　or　（１）＋（２）

                      なお、参加費は当日受付にて精算させて頂きます。

　　　　　　　　　　（お釣りのいらないようにご準備いただければありがたいです。）

◇主催・お問い合わせ　：　「神戸と三陸を結ぶ映画会」実行委員会　（代表：畑文隆）

　　　　　　　　　　　　E-mail　with118@yahoo.co.jp    ／　携帯TEL　090-6325-7808

◇作品紹介　：　（１）「with・・・若き女性美術作家の生涯」　紹介サイト　　　

　　　　　　　　　　（２）「うたごころ」2012年版　紹介サイト　　

◇榛葉健監督プロフィール　：　

1963年生まれ。1987年、毎日放送入社。社会派から自然、スポーツまで幅広くドキュメンタリーを制作し、日本テレビ技術協会賞、坂田記念ジャーナリズム賞など受賞多数。世界最高峰チョモランマの2年間に及ぶ取材では、登山家が放置する大量のゴミを世界のテレビで初めて告発した。　　　　　　1995年以降、阪神・淡路大震災の番組15本を制作。そのうちの1作　『with・・・若き女性美術作家の生涯』は、「日本賞・ユニセフ賞」「アジアテレビ賞」「ニューヨーク賞優秀賞」などを受賞。世界的反響を受け、2001年に、日本のビデオドキュメンタリー番組として初の映画化。

東日本大震災発生後は、私費を投じて２年間宮城県南三陸町などに通い続け、『うたごころ』シリーズを制作している。

チラシ　0118flyer.pdf　　　

（＊）「ずっと・こころ・つなぐ基金」とは、しみん基金・KOBE内に設置されている東日本大震災で被災した人々を支援する神戸・兵庫のボランティア活動を支えるための積立基金です。2011年以来、寄付を呼びかけてきて、当基金の助成事業の中で特定枠としてこの３年間で11団体に総額４４８万円を助成しています。（詳しくは、こちらをご覧下さい。）2012年からは、震災ドキュメンタリー作品の上映会＆トークサロンを連続開催し、その会場で募金を呼びかけています。

しみん基金・KOBEでは、今後もこの作品も含めていろいろな震災ドキュメンタリー映画の上映会を開催することを通して、「ずっと・こころ・つなぐ基金」への寄付を呼びかけさせていただきたいと考えています。「ずっと・こころ・つなぐ基金」の趣旨に適った良い作品のご紹介や上映会開催にご協力頂け団体がございましたら、ご連絡いただきますようお願い申し上げます。