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9月10日に「でぃんぷる」さんが主催するイベントに同行いたしました。

9月10日に「でぃんぷる」さんが主催するイベントに同行いたしました。

今回の行先は、みなとやま水族館です。

(記事:
ボランティア 甲南女子大学2回生 檜垣)

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障がいのある学生は、障がいのない学生に比べ、同級生と遊ぶ時間が少ないという事実を知り、このボランティアグループを立ち上げました。また、活動を通して、障がいのある子供をもつ保護者に安心感を与えるなどレスパイト支援としての役割も担っています。障がいのあるなしに関係なく、一緒に遊べる関係作りを支援するボランティアグループです。

主に大学生、専門学校に通う学生が運営しています。

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 今回のイベントでは、ドクターフィッシュに触れたり、小さな魚の写真を撮影するなど班毎に分かれて水族館を楽しみました。

水族館に到着したものの、入園制限がかけられており、入園チケットの購入ができないトラブルもありましたが、参加者への声掛けや保護者の方への連絡を迅速に対応する姿が見られました。

また、当日は気温が非常に高く、参加者の体調管理も心配されましたが、なるべく日陰を通り目的地まで進んだり、併設しているカフェでアイスクリームを食べるなどの対策をして1日を乗り切りました。

このようなイベントを月に一度開いているそうです。イベントを開くにあたり、班分けをすることが多いそうですが、参加者とでぃんぷるスタッフの相性は非常に重要であるそうです。今回も、4,5人の集団で動く班もあれば、でぃんぷるのスタッフと参加者の1:1で行動している班もありました。

でぃんぷる代表の方にお話を伺いました。

 

ー活動に対するやりがいはなんですか?

 最初は、目すら合わせてくれたかった参加者の方が、活動中、積極的にお話ししてくれたり、べったりくっついてくれるほど仲良くなれた時にやりがいを感じます。」

加者の保護者の方からも嬉しいお言葉をいただくことが多いそうですが、ボランティアグループと参加者の信頼関係があるからこそであると感じました。

 

ー苦戦していることは何ですか?

 参加者とのコミュニケーションをするにあたり、相手の感情や意図を読み取ることには苦戦しますが、これは、障がいのあるなしは関係のない苦戦であると捉えています。また、活動をもっと知ってもらい、参加者を増やし、でぃんぷるを存続することも必要なのですが、スタッフの数が年々減っており、苦戦しています。」

社会が障がいを持つ人に対してできる支援はなんだと思いますか?

 でぃんぷるのスタッフも障がいを持つ人に対しての偏見はなく、対人として接することができます。障がい者と接することに対し、ハードルが高いと捉えている人は多いですが、実際に接してみると全くそんなことはありません。突然大きな声を出したり、落ち着きのない行動をする人を街中で見かけた際、理解する姿勢をとっていくことが必要であると考えています。」

少しつ多様性を尊重できる社会になっている今だからこそ、障がいを個性として捉え、理解する姿勢をより多くの人が持つことが大切だと感じました。

また、更なる理解を深めたいと思う方には、是非でぃんぷるの活動に参加してほしいと思います。

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