しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果
平成23年度助成先団体の成果報告
平成24年12月6日(木)14:00より、コミスタこうべにて、平成23度助成事業(平成23年10月1日から平成24年9月末日まで)の総括として助成先団体による成果報告会を開催しました。
助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました
一般枠
1 | 兵庫県手話サークル連絡会 | 神戸市中央区 |
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事業名 | 県サ連ブロック学習会・研修会 | |
事業の 成果 |
研修会、ブロック学習会全体を通して、県下のサークルが積極的に、元気に活動できる場を提供できた。また、サークルが障害当事者である聴覚障害者と共に活動する場であることを改めて確認することができる学習会になった。 | |
メッセージ | ボランティアリーダー養成については少しづつ成果があがっているが、更に質の高いリーダー養成のためにはもう一歩踏み込んだ集中型の学習が必要かと思われる。今後の課題として取り組みたい。
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2 | 点訳グループ ともしび | 加古川市 |
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事業名 | パソコンによる点訳奉仕グループ | |
事業の 成果 |
パソコンが増えて効率が良くなり、作業がはかどるようになってきた。技術効率の向上、みんなの努力・協力を継続していき、後継者の持続育成をはかりたい。 | |
メッセージ | 念願のパソコンを購入することができまして本当に感謝しております。今後、いろいろな情報が得やすくはなっていくと思われますが、やはり展示を必要とされる視覚障がい者のために少しでも貢献していきたいと思っています。 |
3 | ひよどり台エコタウンクラブ「エコミミズプロジェクト」 | 神戸市北区 |
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事業名 | ミミズ飼育による生ゴミ減量化プロジェクト | |
事業の 成果 |
1一般家庭から出る生ごみの削減効果は1年間千戸当たり、2トンパッカー車に換算すると、141台分の稼働が削減される。2真菜ゴミから出るCO2削減効果は1年間千戸当たり120トン減少される。3ミミズ飼育を介して「次世代の担い手育成教育」が可能。 | |
メッセージ | 「ミミズを飼って地球を救おう!」という、ちょっと大胆なキャッチフレーズではあるが、これをキーワードに地域活動を進めています。今回の増殖小屋整備を機に、地域での里親さん(ミミズを預かってプロジェクトに参画していただける家庭)が増えていくための段取りができました。 |
4 | 兵庫県喉摘障害者福祉協会 神鈴会 | 神戸市中央区 |
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事業名 | 喉摘者の代用音声発声指導員のスキルアップ養成研修 | |
事業の 成果 |
研修会を開くことにより、個々の指導力のアップに繋がった。また指導員の世代交代を積極的に図り、教室運営のマンネリ化の回避が図られた。 | |
メッセージ | <メッセージ> 指導員の高齢化、後継者不足、意識の希薄さ等の問題がありますが、このような機会を積極的に設け、指導力を向上させ、喉摘者の社会参加促進に寄与して参ります。 |
5 | 神戸大学灘地域活動センター | 神戸市灘区 |
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事業名 | 災害復興住宅住民と周辺地域住民でのコミュニティ形成支援事業 | |
事業の 成果 |
新たに生まれた関係性が日頃の生活に繋がっていたり、お互いのイベントや活動を手伝い合うことで、学生と地域や他団体のつながりが深まった。 | |
メッセージ | 高齢化が進み、なかなか外に出てこられない方も増えてきていますが、茶話会前後に戸別訪問を行い、お宅に伺ってゆっくりお話をしたり、イベントで作ったものをお渡ししたりしています。茶話会での繋がりを基に、今後も戸別訪問活動を大事にしていきたいです。 |
6 | (特活)あんだんてKOBE | 神戸市灘区 |
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事業名 | 知的障がい児・者余暇活動支援事業~グループ音楽活動をとおした余暇支援と交流活動~ | |
事業の 成果 |
定期的活動の場を提供できた。会員の増加、ボランティアの加入、そして発表することにより団体の認知度が高まった。音楽療法研究における事例研究として活動内容の有効性が認められた。 | |
メッセージ | 知的障がい者のQOLの向上、特に成人就労知的障がい者の余暇支援活動として彼らの生活サイクルの中に組み込まれることや、グループ活動を通して自己表現を促すと共に仲間意識を持ち、コミュニケーション力を広げることを目指します。 |
7 | とびまつ森の会 | 神戸市須磨区 |
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事業名 | 自然に学び、エコを活用する"里山づくり"を次世代に伝える | |
事業の 成果 |
子ども達を対象にした各種イベントと、新たに日本ミツバチ養蜂で「みつばち博士」が育っている。「エコ水遣りシステム」の完成で700本の苗木を育てる「豊かな自然を保全する手法」を次世代に理解してもらい、次代につなぐ道筋ができた。 | |
メッセージ | 「とびまつ森の会」の立ち上げから6年目を迎えた。学校林としう限られた環境だが、都市部の子ども達が森に入り、自然と触れ合うことで貴重な遺産を維持管理することの難しさが少しわかった気がする。 |
特定枠
9 | トモニプロジェクト | 神戸市灘区 |
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事業名 | 気仙沼復興支援プロジェクト | |
事業の 成果 |
復興イベント参加者約400人。イベント開催をきっかけに、気仙沼地域の支援をはじめた神戸の支援団体もあった。複数の支援団体が連携して支援を始めるケースも見られた。何より参加団体の支援継続の力になり、今後の支援活動のヒントにもなった。 | |
メッセージ | 気仙沼の仮設店舗との協働で、復興グッズを開発した神戸市長田区の店舗もあり、小さな成果を上げると書ききれないぐらいあります。人と汗を流して、交流することの大切さ、その可能性を改めて感じました。
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10 | 災害支援団体 チーム神戸 | 神戸市長田区 |
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事業名 | 東日本大震災の被災地における『コミュニティサロン』創設 | |
事業の 成果 |
チーム神戸の「ふれあいサロン」の活動が2012年3月終了後も、サロンにおける近隣住民の方の手芸教室の継続が決まるなど、まちが更地ばかりになる中でも、それが将来的には好転するだろうと考えられるだけの材料はそろいつつある。 | |
メッセージ | 微弱な潮流でしかないのかもしれませんが、その中でも自主性・主体性が発生しつつある、というのが現状であると感じています。ただ、それは微弱であっても、自立へ向けた確かな潮流であると期待しており、支援活動の手を緩めるわけにはいかないと、決意を新たにしているところであります。 |
11 | (特活)よろず相談室 | 神戸市東灘区 |
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事業名 | つらさ共有 傾聴ボランティア ―被災経験者・若者による被災者支援事業― | |
事業の 成果 |
石巻市蛇田地区の社会福祉協議会の人たち、気仙沼市の気仙沼復興協会の人たちと仮設訪問ができるようになったことは、地元の人が地元の人を支援する仕組みができていくことに繋がる。石巻や気仙沼の支援者と信頼関係ができ、私達の活動で参考になることを引き継いでもらうことができた。 | |
メッセージ | 今後、他地域で大震災が発生した時、東北の人やそこに住む人々は、現在と同じように忘れず全国から支え続けてもらえるのでしょうか?東北を忘れないことが、私達に必要なのだとつくづく思います。 |
12 | (特活)ダンスボックス | 神戸市長田区 |
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事業名 | いわき・神戸 高校生プロジェクト | |
事業の 成果 |
教育機関や文化施設等の領域や、また演劇やダンスという表現手段を横断してのプロジェクトとなったことで、様々な層の人々が関わることのできる場となった。 | |
メッセージ | <メッセージ> 当プロジェクトを進めるために、たび重なる過程を踏んでまいりました。このプロセスの中で、目を見張るのは、高校生達の成長ぶりです。初めてであった7月のワークショップ以来、大人へと成長していく過程にいる高校生と協働することができました。 |