- 2010年12月24日 18:00
- ご報告
しみん基金KOBEでは初めての講座事業として、NPO法人パンブリックリソースセンターとパナソニック(株)のご協力のもと、「NPOマネジメント支援コンサルタント養成入門講座・西日本地区版」を実施しまして、12月18日に無事全プログラムを終了いたしました。
この講座は、2004年から昨年までNPO法人パブリックリソースセンターが主催して東京で開催されてきました。NPOのマネジメントを行っている理事やスタッフ、その支援を行っている中間支援NPOスタッフ、またはそのことに関心を持っている社会人を対象に、テキストによる基礎編(通信講座)と実際のNPOを対象に組織診断を行う実践編(実習+教室学習)という構成で行われてきました。
当基金では数年前から、助成というかたちで支援した後のフォローアップをどのような形で進めていくのが良いのかが縣案のひとつでした。「カネの切れ目が縁の切れ目」では何のためのコミュニティファンドか、という問いがありました。その解決策として「マネジメント支援」の在り方を検討していまして、一昨年東京でのこの講座を受講いたしました。そのとき驚いたのは、いわゆるプロボノ志向を持った若い社会人の受講者が多いことでした。
しばらくしてパブリックリソースセンターから、関西でも開催してみないかというお話がありまして、昨年からそのための準備を積み重ねてきました。準備の中で一番大きな課題は、地方の実情に合わせた診断項目への再編集でした。おかげさまで関係者のご協力のもとその作業も出来上がり、今年の7月に受講者の募集を開始しました。当基金としても初めての講座事業でしたので、当初は応募者が少なく苦戦しましたが、締切日ギリギリになってようやくそれぞれ背景の異なった7名の方から参加のお申込みを頂き、無事講座を開催できることになりました。
また、実習先として当基金が過去2回助成したことのあるNPO法人マブイ六甲さんが、現在中期計画策定を検討中という事情もあって、快く引き受けて頂けました。
8月から10月までの通信講座のあと、いよいよ実践編が10月30日のオリエンテーションから始まりました。その後、下記のようなスケジュールでプログラムを進めていきました。
・11月13日 ヒアリング項目抽出
・11月28日 ヒアリング
・12月4日 SWOT分析・課題の抽出
・12月18日 最終診断結果報告会

実践編の教室学習を進めていくにあたっては、原則としては東京で開催しているものと同様の内容でと思っていましたが、如何せん初めての経験でしたので、受講する側と運営する側とではかなりのギャップがあり、また実習先団体の活動分野についての初歩的な理解をみんなで共有するのにも手間取り、予定していた以上に各メニューで時間がかかったこととこちらで用意できるリソースの関係もあって、結果的にはかなり独自のプログラム内容になってしまい、未熟さを実感しました。しかしながらアンケートによると、受講者側も実習先団体側からもおおむねご満足いただけたようで、ホッと胸をなでおろしています。
最後にこの講座の開催に関わって頂いた皆様方には本当に感謝申し上げます。今後は、アンケート結果をよく吟味して次年度にどのように改善していくのが良いのかよく検討し、また東京のようにより多くの社会人の方々にも参加して頂けるような広報戦略を練り直して、さらにブラッシュアップした講座になるようにしたいと考えています。
当基金では数年前から、助成というかたちで支援した後のフォローアップをどのような形で進めていくのが良いのかが縣案のひとつでした。「カネの切れ目が縁の切れ目」では何のためのコミュニティファンドか、という問いがありました。その解決策として「マネジメント支援」の在り方を検討していまして、一昨年東京でのこの講座を受講いたしました。そのとき驚いたのは、いわゆるプロボノ志向を持った若い社会人の受講者が多いことでした。
しばらくしてパブリックリソースセンターから、関西でも開催してみないかというお話がありまして、昨年からそのための準備を積み重ねてきました。準備の中で一番大きな課題は、地方の実情に合わせた診断項目への再編集でした。おかげさまで関係者のご協力のもとその作業も出来上がり、今年の7月に受講者の募集を開始しました。当基金としても初めての講座事業でしたので、当初は応募者が少なく苦戦しましたが、締切日ギリギリになってようやくそれぞれ背景の異なった7名の方から参加のお申込みを頂き、無事講座を開催できることになりました。
また、実習先として当基金が過去2回助成したことのあるNPO法人マブイ六甲さんが、現在中期計画策定を検討中という事情もあって、快く引き受けて頂けました。
8月から10月までの通信講座のあと、いよいよ実践編が10月30日のオリエンテーションから始まりました。その後、下記のようなスケジュールでプログラムを進めていきました。
・11月13日 ヒアリング項目抽出
・11月28日 ヒアリング
・12月4日 SWOT分析・課題の抽出
・12月18日 最終診断結果報告会

実践編の教室学習を進めていくにあたっては、原則としては東京で開催しているものと同様の内容でと思っていましたが、如何せん初めての経験でしたので、受講する側と運営する側とではかなりのギャップがあり、また実習先団体の活動分野についての初歩的な理解をみんなで共有するのにも手間取り、予定していた以上に各メニューで時間がかかったこととこちらで用意できるリソースの関係もあって、結果的にはかなり独自のプログラム内容になってしまい、未熟さを実感しました。しかしながらアンケートによると、受講者側も実習先団体側からもおおむねご満足いただけたようで、ホッと胸をなでおろしています。
最後にこの講座の開催に関わって頂いた皆様方には本当に感謝申し上げます。今後は、アンケート結果をよく吟味して次年度にどのように改善していくのが良いのかよく検討し、また東京のようにより多くの社会人の方々にも参加して頂けるような広報戦略を練り直して、さらにブラッシュアップした講座になるようにしたいと考えています。
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