しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果助成先団体の事業成果

平成27年度助成先団体の成果報告

2016年12月9日(金)13時半より、神戸市青少年会館で平成27年度事業成果報告会を実施しました。今年は、平成27年度助成対象団体は全8団体が参加され、1年間の成果を10分程度で報告を行っていただき、審査員からコメントをいただきました。平成28年度助成対象団体も6団体が参加され、約40名で報告を共有しました。交流会は、分野を超えた多様な団体が集まり、つながりの生まれる場となりましたが、各報告では何をしたかの報告が多かったので、次回はそれによってどんな成果を得たかをきっちり報告する会をめざします。

助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました

   

一般枠

1 自立生活センター リングリング 神戸市兵庫区
事業名 障害者の地域生活を支えるためのエンパワメント事業
事業の
成果
自立生活センター リングリング継続的にピアカウンセリング長期講座、障害者リーダー育成講座を受講し、ピアカウンセラーを目指す人が育った。障害の種別を超えて助け合うことができた。
メッセージ 「自分には自立する力がある」という自信を持って自立生活をしている障害者が増えれば、障害者は特別な存在ではなくなり、誰もがもっと生きやすい社会に変革されていきます。 今回の講座では重度障害者、呼吸器ユーザー、精神障害者など様々な人の参加があり、お互いに助け合える素晴らしい講座になりました。


2 FOP明石 兵庫県明石市
事業名 難病と闘う患者とその家族との交流会
事業の
成果
FOP明石FOPを中心とした全国の難病患者と家族15組を明石市に招待し、刻々と進む病気と闘っている患者とその家族の心の支えとなり、明日への希望を繋げるための交流を深めることが出来ました。研究者との意見交換会に100名以上の参加を頂けただけでなく、多くのメディアを通じて難病への理解を深めていただく機会になりました。
メッセージ 本事業を遂行するにあたり多くの方々との交流を通じ、FOPを知っていただき、ご理解、ご支援をいただく貴重な機会とすることが出来ました。本事業を理解くださるメディアの方々が、交流会にされなかった多くの難病と闘う方々にも丁寧にお伝えいただき、想像を超える反響をいただくことになりました。
3 (特活)Peace&Nature 神戸市中央区
事業名 International Nature School 2015 バイリンガルで学ぶ環境プログラムの制作と普及事業
事業の
成果
(特活)Peace&Natureバイリンガルプログラムによるグリーンリーダーの育成をめざし、「子どもの教育」「環境教育」などの共通課題について、様々な国の人たちが本音でトークし意見交換ができた。
メッセージ これからも神戸を拠点に世界へ日本のすばらしさを伝えたいと思ってます。次のステップとしては、このネイチャースクールで学んだ子どもたちへ向けて、ソーシャルポンとを提供し、もっと多くの子どもたちが自然の中で学び、ボランティア活動に参加できる仕組みを作っていきたいと思ってます。
4 (特活)兵庫県子ども文化振興協会 神戸市中央区
事業名 ホッとアートプレゼント事業
事業の
成果
(特活)兵庫県子ども文化振興協会病気で入院している子ども達に「笑顔の時間」を持ってもらうため、プロによる人形劇、マジック、パントマイムなどの優れた舞台を小児病棟に持ち込む事業を続けていますが、今年度も5か所の病院を訪れることが出来ました。各病院との関係も順調で、「また来年もお願いしたい」と熱望されています。
メッセージ しみん基金こうべから助成金を頂き、今年度も無事にホッとアートプレゼント事業を行えました。初めは乏しかった子どもたちの表情も終わりにはガラッと変わり“ほがらか”な表情になります。付き添っている保護者も同じです。そんなストレートな感情を受け取れるのは観客が少ない病院公演ならでは、です。  

特定枠

5 (特活)しゃらく 神戸市須磨区
事業名 東日本大震災復興支援「古民家再生バスツアー」事業
事業の
成果
(特活)しゃらく今年も16名の参加者が実際に被災地を訪れ、古民家の整備作業を通して尾ノ崎地区の需要に応えられた。若い参加者は、ボランティア作業に従事するだけでなく、今後の被災地支援やボランティア活動と自らのキャリアとを結びつけて考える機会が得られた。また参加者のそれぞれが、SNSなどを通じて拡散することにより、現在も活動が存在することを伝え、被災地への関心を再び呼び起こすことが出来た。
メッセージ 今回の助成事業で、NPO法人しゃらくによる古民家再生バスツアーは計32回を数え、参加ボランティアの数も延べ700名近くとなった。これらの人材を対象とした意見交換の場で、今後のツアーで参加者が担う役割がこれまでの「ハード面のボランティア」に加えて「地域住民の要望に沿ったソフト面の貢献」も求めれらることが判った。
6 東日本大震災避難者の会 Thanks&Dream 兵庫県尼崎市
事業名 東日本大震災における避難者の現況を伝え続け、その経験を今後の防災、減災、災害時における人権擁護の観点から教訓として活かしていく活動
事業の
成果
東日本大震災避難者の会 Thanks&Dreamコンスタントに発信の場、声を伝える場と機会を与えられるようになり、3.11避難者の存在、広域避難であること、原子力災害の被災の実態等の認知度が若干上がった。また、問題点も明確に把握できるようになった。
メッセージ この助成金を取得したことで、神戸で活動している他の団体とのつながり、連携を深めることができ、多彩な取り組みと発展的活動につなげることができました。また、この助成金を頂いての活動により、活動基盤の強化につながり、また、避難者の役割を再度改めて認識することができ多くの学びもありました。
7 避難者と共に歩む神戸の会 神戸市長田区
事業名 避難者グループの自主活動の後方支援
事業の
成果
避難者と共に歩む神戸の会当団体が当事者活動の運営サポートを行うことにより、当事者の負担が軽減され、昨年度と同様にカフェやイベント出店活動を実施することができた。また事業の一部を当事者やボランティアに分担、引き継ぐという方針については、2015年11月より、地域の障がい者療育施設と共に、避難当事者のカフェ活動のサポートを開始し、毎月実施できている。
メッセージ 避難者それぞれに放射能に対する価値観、家族構成、避難元への帰還の考え方が異なっていますが、私たち市民ができることは避難者すべての選択を尊重し、地域でそれを受け入れる環境をつくることだと思っています。今後は、避難者活動の運営サポートだけではなく、当事者同士の交流や避難者と市民をつなげるといった活動も行い、楽しいことも辛いことも共有しながら長くサポートしていく予定です。
8 アトリエ太陽の子 神戸市東灘区
事業名 絵画を通じた東北支援活動
事業の
成果
アトリエ太陽の子干支の色紙絵の会の様子が河北新報にも掲載され、描かれた色紙が地域の文化祭でも後日展示されたことにより、仮設に閉じこもりがちの高齢の男性の方々にとって社会との繋がりが沢山できました。
メッセージ 私たちが行っている「招福干支の色紙絵を描こう会」は、気仙沼の皆さんが楽しみにお待ちくださっている限り、続けたいと思っています。ご高齢のおばあちゃん、おじいちゃん達が「十二支全部、描きたい。元気でいなくっちゃ!」と仰った時には、頑張って続けていかなくてはと思いました。
※ 平成23年度助成事業(特活)花と緑のネットワーク川西「お家で出来る生ゴミの堆肥化」普及無料講習会事業につきましては後日ご報告いたします。    

一昨年度までの助成先団体の成果報告

     
  1. 平成25年度  
  2. 平成24年度  
  3. 平成23年度
  4. 平成22年度
  5. 平成21年度
  6. 平成20年度
  7. 平成19年度
  8. 平成18年度
  9. 平成15年度
  10. 平成14年度
  11. 平成13年度
  12. 平成12年度(第2回)
  13. 平成12年度(第1回)
  14. 平成11年度
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