しみん基金・KOBE | 助成先団体の事業成果
平成29年度助成先団体の成果報告
2018年12月5日(水)13時半より、神戸市青少年会館で平成29年度事業成果報告会を実施しました。今年も、平成29年度助成対象団体が全7団体が参加され、1年間の成果を10分程度で報告を行っていただき、審査員や理事からコメントをいただきました。平成30年度助成対象団体も5団体が参加され、一般の方も含め約40名で報告を共有しました。今年度は公開審査会後の理事会での審議の結果、特別賞は該当なしと決定していたので、、例年成果報告会と同時に実施している贈呈式は行わず、最後は皆さんでお茶を飲みながら交流の時間を持ちました。
助成先団体の事業成果とメッセージ ~ご寄付はこのように活用されました
一般枠
1 | (特活)Birth神戸 | 神戸市中央区 |
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事業名 | (仮称)障害を持つ人達と一緒に創るパフォーマンスイベント | |
事業の 成果 |
障害を持つ人達が音楽・パフォーマンスするイベントでは、想定以上の人が参加しライブハウスを満員に出来た。主に車椅子来場者向けに「ヘルプカード」を活用し、トイレ移動や体調不良時に演奏中でもスタッフ及びボランティアに伝わりやすくスムーズに対応できた。 | |
メッセージ | 障害を持つ人達が主体的に今回のイベントのような表現活動を行うことで、「障害者に対するイメージ」を転換し、多くの関係者が心を動かし、新たな応援者となって、結果的には障害を持つ人達が「生きやすい社会」を創ることにつながります。
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2 | (特活)リーフグリーン | 神戸市長田区 |
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事業名 | 子育て世代が安心して働ける職場作りを | |
事業の 成果 |
利用者が2名増えました。広告を配ることで、格安な事業所内保育を行っていることを、周知してもらうことができたのは良かったです。Facebookに載せると、関心は高かったようでたくさんの方に見て頂けましたが、問い合わせが少なく、もっと積極的に広めることができたら良いと思う。 | |
メッセージ | この事業が軌道に乗るか勝負の年でしたので、そこで支えて頂いたしみん基金こうべの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。現在、利用時間が増えた方もおられ、保育士1人に対し子ども2~3人を見る時間が増え、軌道に乗ってきたように思います。 |
3 | こうべ子どもにこにこ会 | 神戸市東灘区 |
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事業名 | 外国につながる子どもたちを支える為の日本語教室開催と地域連携 | |
事業の 成果 |
DLA(多言語対話型アセスメント)により、在籍学校の先生との連携を密に図ることができ、こども一人ひとりの学習言語能力を測定し、自分で考える事が出来る学習支援が出来たと思います。 | |
メッセージ | 放課後日本語・教科支援教室とも連携を図りながら、JSL教室での学習を復讐、定着を図るための支援をしています。児童館との交流を図ることで日本の文化、多文化交流の場になり、多くの方々に多文化理解の一助となっているのではと実感しています。 |
4 | ひょうごラテンコミュニティ | 神戸市長田区 |
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事業名 | ラテンクリスマス神戸 | |
事業の 成果 |
外国人は地震関係の言葉と分かっていても、『警報』『注意報』など意味が分からない人もいる。日本語の学校に通っている子どもが、日常使う日本語などの意味が分かっていなかったことに気付くことが出来た。 | |
メッセージ | クリスマスのイベントを楽しむことを通してリラックスし、防災ゲーム等で楽しみながら、防災知識を得ることができるので、日本に住むスペイン語圏の皆様に生活に密着した大切な情報を伝えていかなくてはと、イベントを通じて強く思いました。 |
5 | 神戸・子どもと教育ネットワーク | 神戸市中央区 |
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事業名 | 戦前にタイムスリップ 家族で語り部体験 | |
事業の 成果 |
高齢者の方々が、以前にも増して、《語り継ぐ》思いを強く持っておられ、時期的に、タイムリーな企画だった。 | |
メッセージ | 戦争を体験した最後の世代として、長時間まとまった形で語らせて頂いたのは、今回が初めてでした。貴重な時間しっかり聞いて頂けて心から感謝しております。同年配の方が次々亡くなり、いずれも遺言のように「戦争だけは絶対にしてはいけない」と叫ばれた姿が印象に残っています。どうか、語り継いで下さい。戦争のむごさを。 |
特定枠
6 | 福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト | 明石市大蔵天神町 |
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事業名 | 原発事故被災者とともに保養活動の基盤強化に取り組む事業 | |
事業の 成果 |
現地の親との交流行事としての同窓会や子どもをキャンプの中心に据えるための子ども実行委員会が8年目となり、積み重ねていくことができた。ボランティアとして参加した学生、若者にも新しい顔ぶれがあった。当事者との交流をさらに深める事ができた。 | |
メッセージ | 子どもと関わる仕事や活動への興味関心を高める機会を得たとの感動を持つ人が多かった事が興味深く思えた。支援者として参加する学生・若者にとって、当団体の活動が魅力あるものとなる可能性があることを喜ばしく感じた。 |
7 | 神戸大学持続的災害支援プロジェクトKonti | 神戸市灘区 |
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事業名 | 神戸大学持続的災害支援プロジェクトKonti | |
事業の 成果 |
地域の伝統行事やイベント・区役に定期的に参加させて頂き、今後も当団体が西原村に関わり続けたいという意志を示すことが出来た。地域全体だけでなく個人的に対してもアプローチを続け、定期的にお話や作業をさせていただくことで、被災された方の心身の負担を少しでも軽減できるような活動につなげられている。 | |
メッセージ | 当団体は様々な助成金や個人の方のご寄附で活動をさせて頂いておりますが、それでも毎月大規模な派遣に行うには厳しい状況です。そのような状況下において、イベント実施の月に通常よりも多い7名の学生を派遣できたことで、派遣活動をより円滑に進行できたと共に、より多くの学生に西原村に関わってもらうことができたと強く感じております。 |